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原作に忠実で、きれいな絵です。むかーし読んだことを思い出して、懐かしくてサンプル読みましたが、結局上下巻とも購入しました。
登場人物それぞれの心境が細かく書かれていて良かったです。
三浦綾子さん原作の氷点。三浦綾子さんは自分が幼少期に大きな影響を受け、また、その小説をある種の心の支えとしてきた作家の方です。自分はクリスチャンではありませんが、敬虔なクリスチャンであった彼女の、戒律を守って慎ましく生きてゆくその姿は尊敬していました。その、敬虔なクリスチャンである彼女の小説の基礎となるもの。いつでも流れている大きなテーマは「原罪」です。キリスト教と仏教の差の一つ、それに原罪があります。つまり、仏教では産まれたての子供は無垢で汚れのない存在ですが、キリスト教では産まれたときから罪を背負って産まれているという考え方です。主人公の陽子は、周りに負け世間に負けて自分がねじ曲がってしまうのはいやなんだ、と話します。自分が無垢で純粋に真面目にしていれば、我が身を卑下することはない、無垢でいることが彼女を支える原動力でもあった…しかし、原罪というテーマと合わせて考えると、無垢に生きようとしても、産まれたときから罪を背負っているんだ、と思った陽子は生きる光を失ってしまうわけです。が、これで終わらず、更にキリスト教の原罪と照らし合わせて考えると、ではなぜ人間は生きるのか…?ということにぶつかります。キリスト教ではこの原罪の罪を償うために良く生きるのだ…というのが教え。原作の意図としてはその後生き続けてこそ、その罪を償うことが出来るという考えですね。だから、不幸な話にしたい…ではなく、そこから人生が始まるのだ…というのが真の意図であると思います。個人的には自分がアニミズムが一番しっくりくる考え方なので、この原罪というものを基礎に持っているキリスト教の教えは相容れません。其れでも信念を持って戒律を守り信じてきたこの作者が書く作品は、やはり素晴らしいと感じるのです。苦しめば苦しむほど救われる、という考えには同意できないですけどね…。ただ自ら死ぬことも戒律で禁じられている宗教では、生きる、という答えだけは見えている。苦しくとも、です。勝手な願いですけど陽子に生きて欲しい…そう思って読み終えました。
昔小説で読んだ記憶がありますが、イメージの登場人物とだいぶ解釈が違った
原作はとても有名だけど、読んだことがなかったのでラストが気になって購入しました。絵も雰囲気にあっていて読みやすかったです。
有名な小説の漫画版なので、読んでみました。絵がきれいで、難しそうなイメージのあった話がするする入ってきました。現代的な派手な話ではなくて、落ち着いてしっとり読める、心に響く話でした。原作読んだことはないですが、とても面白いです!心をキレイにしたいときにオススメ❗
原作読んでないけど面白い。どっちつかずの終わりは個人的なは好きじゃない。その後書いて欲しい。
名作の漫画化ですが、幼い陽子の新聞配達や日舞修行、キリスト教への傾倒など、彼女の人格がどのように形成されたのかを描く部分がカットされ、成長後の恋愛がメインになっているため、かえって古臭く感じられる気がします……
有名な小説を読んだ事も有りましたが、美しい絵に 引き込まれて、最後まで、一気に読みました。人の罪とは? 色々考えさせられました。
原作は読んだことはなかったけど、お話しは聞いた事がありました。読んでいて、胸が苦しく切なくなり、ただただ、早く目覚めて幸せになってほしいと、願うばかりです。
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原作に忠実で、きれいな絵です。むかーし読んだことを思い出して、懐かしくてサンプル読みましたが、結局上下巻とも購入しました。