レビュー一覧

エロ描写が最高。ドSには最高な作品。世界観、ストーリーは細かくただ雑なグロエロではないです。しかし、とにかく暗黒要素が強い作品なので、人は選ぶと思います。

興味本位で読みましたが、こういった趣向が好みではない、と激しく自覚させられたので、期限付きで借りて良かったです。どうだ、と言わんばかりのエンディングに、それが何か？と言い返したくなりました。残虐、獣姦に要注意と内容紹介文に表記した方が良いですね。

☆10！「万人向けではない、ダーク、上級者向け」などレビューやタグを信じて購読しました。大正解でした。愛のないエロ展開も濃密ですがバックストーリーもしっかりと練られており高品質です。受けに救いのない嗜虐描写の激しいBL小説は他にもいくつかお気に入りがあるのですが、こちらはトップクラスのハードさです。甘さやヌルさのあるBLが多い中、背徳感、後味の悪さ、サディスティックな官能描写が群を抜いています。商業で発刊した試みに賛辞を送りたいです。一部の嗜好者向けのBLなので、最初から好みでないと感じた場合は避けてください。一般的なBL書籍を好むひとにとっては地雷だと思います。ちなみに主役(テオ)の総受けで、他のモブ受けが目立ったり、攻めが掘られたり…といったリバ展開はありません。(これらの要素も個人的には高評価でした。)

描写はまさに求めていたもので、素晴らしく、購入してよかったと思いました。ただ読破後は、やばいぐらい気持ちが暗くなりました。

究極の凌辱ものです。最後は主人公に救いがあるのではとわずかに期待していたのですが最後まで救いがなく痛々し過ぎて病み系が好きな私でも引いてしまう様な作品でした。

レビューを見て怖いもの見たさに読んだら強烈でした。虐げられる者の痛々しさが底無しに続いて、最後まで救いが無かった。受けの無知な弱さが哀れで、再読する勇気は無いと思います。

最初は純真無垢な子供であったが、父や兄からテオを守るために王族に染まりいやなことをたくさんテオにして狂気に代わる様がおもしろい

この作品に感想を述べることはとても難しいです。ただ言えることは恥辱と陵辱の末路を書かれた作品であり、この様な内容であっても美しい作品だと思いました。これは私の思考がおかしいのか、又は新月先生の書き出す世界観に魅了されたのかはわかりませんが、読者を選ぶ作品だと思います。

奴隷、反乱、鎮圧、悪政、、、終盤も救いはなく どこまでも落ちていくのは この作品が夢物語BLを目指してないから。辛口で辛辣でエロスを越えた胸の悪くなるような描写が痛い。狂気だけが救いになる結末が納得でもあり寂しさでもある。