レビュー一覧

懐かしい作家さんが、HQを描いているのを見つけて衝動買いしてしまいました!タッチが独特でステキです。小さな島の社会で生きるヒロインが守りたいもの、ヒーローが守るために帰ってくるのも、派手さはありませんがぐっときます。

男性は野生的で素敵なハードボイルドイケメンなのに、ヒロインは残念思考ってのがなぁ。

ヒーローはとても雰囲気があってカッコいいんですが、どうも表情がコロコロ変わるヒロインと不似合いな感じがところどころに見えてしまうのが残念。

ヒロインは島民からも、宝物のように大事にされていたのですね。ハッピーエンドでなによりです。

うーん。淡々とサバサバとしたお話で、地域柄なの？って無法にも追い出した人間が追い出された方と普通にお互い何事もなかったかのように話してるとかよくわかんないお話でした。でも最後幸せならばこの評価でいんぢゃね？と星３つです。

作中で連呼される「デラコート家のご令嬢」と言うのがなんぼのもんかさっぱり判らなかったので、それに付随するあれやこれやも全くピンと来ませんでした。何なの？だからどーしたの？　7年前の真相も、なーんだと思うような話で拍子抜け。そりゃまあ25年前にはそうだったでしょうけど、7年前ならバラされても大した事無かったんじゃ？　脅迫ネタとして成立していないような気がして、う～ん。絵は、男性は細かい芝居まできちんとしていて表現力の高さを感じましたが、如何せんヒロインがティーンエイジャーにしか見えません。25歳の設定なのですから、それなりに年食った感じにして欲しかったですね。大人の女性の妖精さんっぽさを演出したのかもしれませんが、何か違うような。脇役までバラエティ豊かに描けている点は素晴らしいと思います。何だか色々と勿体無い作品でした。

この作家の描く男性は素敵ですが女性と余り合っていない様な気がします。タッチも粗いのですがおまけして4つ星で。