レビュー一覧

初めて読む作家さんでした。面白かったです。終盤まで楽しめました。ただ…終わりかた。悪くないけど良くもない。うーん、物足りない。足りないですね。

確かに！面白かったけど、「ここで終わり？」ってかんじ。もしかして続編があるのか？と思ってしまった。物足りないなぁ〜

裏切り、後悔、許せない、でも愛している、がぐるぐるまわっている話で、ヒーロー＆ヒロインに共感できず、ちょっと期待外れでした。ヒロインがスリルを求めて父親の泥棒の手伝いをしていたことも理解できませんが、父親のせいでヒーローを裏切ることになっても、ヒーローの愛が本物だと信じたから許してもらえると思って、って自分勝手過ぎ！結局、ヒロインにべた惚れで、何もかもリセットしようとするヒーローと受け入れるヒロインが簡単すぎて。血まみれダイヤの捏造記事の詳細は、ヒーロー弟の「秘密を宿したダイヤモンド」の話だし、ダイヤの盗難事件は、結局弟くんの話にもまったく出てこなくて、未解決のままで、拍子抜けです。モヤモヤが残りました。

ちょっと待ってよーー！ ヒロインが昔したことでヒーローが怒ってる。それはいい。許せんじゃろう。でもそれでもヒロインを忘れられないからってどこまで傲慢に自分を大事にするんだ？ それを悔いてはいるけど、そのあとの展開でヒーローはまたしでかす。つまり自分の欲望と感情だけが全てで他は何も存在しない、と。ヒロインもヒーローを責めてる。のに！ 自分が間違ってたとわかった瞬間から自分の気持ちを優先させるように平謝り。自分が受け入れられると信じての暴動。それを許すヒロイン。一瞬で許すヒロイン。その瞬間、過去のことも水に流されたように抱きしめあうふたり。ええええーそれってどうなの。そんな一瞬で許せるようなもんだったか？ ヒロイン、それでいいの？ しかもこれ続いてるよね！