レビュー一覧

３巻まで無料で読みました。いい話でした。　ただ、旧い作品のせいか気になる台詞がしばしば・・　妻に対して「家を守ってろ」という男性（１度変わってずっと家で家事だけしてみたら？外の世界と全く接触なく、毎日同じことの繰り返しが、どれだけつらいかわかるから！家事は仕事と違って”時間制”じゃないから、心が休む暇も無いし。）。　売春行為で補導された少女を「知能が低いわけではない」という調査官補。（売春と知能には何の関係もないでしょ？）　　我儘な妻に貢ぐだけ貢いで、暴力をふるった男性。暴力は絶対にダメ！贅沢させて甘やかしていたという話と暴力をごっちゃにしてはいけない！　自分の浮気を「１度きりなんです」と、何の非も無いと思っている男性。「俺はそんなに悪いことをしたのか？」―しています。仮に奥さんが浮気したら、「女のくせに！」と怒り１００倍増なんだろうな。（浮気に女性も男性もないですけどね。）。　徐々にこういう台詞減りましたけど・・　「知能は低くないから立ち直りの可能性はある」という女性司法修習生。真面目に生きるのと知能が関係あるのか？こんな考えがあるから、精神障害者が何十人も虐殺されるんじゃないか・・（あの事件は少ししか報道されなかった。やっぱりマスコミも精神障害者を低く見ているのだろうか？）　  喫茶店のウエイトレスさんを見て「いいお尻だなぁ」という年取った男性弁護士。「あんたの性器、もう役に立たないね」と若い女性に言われたらどんな気持ち？自分の台詞はそれと同じだとわかって欲しい。　「仕事で家庭を顧みない男性はいるものよ」と言う調停役の中年女性。家でひとりぼっちで、壁に向かって独り言言っていろとでも？　「息子は冷たいです・・」と愚痴をこぼす老いた父。誰が育てたのかな？　　旧い作品だとしても、まるで常識のように描かれているのは、憤りを覚えます。　 被疑者の実名報道に違和感を覚える主人公。と主人公の「厳しく（処罰）すれば、目の前からこの人間はいなくなると思っているのが間違っている。」という台詞。この２点はすごくいいです。　”見える表面だけ”を事実と思う人が殆どだけど、目に見えていることだけが真実ではない。　　”目に見えないことの大切さ”を説いている点は好きです。　１巻では３と思ったけど、進むにつれて３．５かな。

ちょっと古い作品なんですね。昔テレビで観た記憶があります。世の中みんな桑田裁判官みたいだと少しは犯罪や他人への憎しみが減るのかなと思いました。理想論ですがやはり司法に携わる人は桑田さんの精神を見習ってほしい。それにしても彼がこのような人格者？になったそれ以前の生き様を描いたアナザーストーリーを描いてくれればもっと興味がわくはず。まだ最後まで読んでいませんが…

読んで思う少年も刑事事件と同様に裁かれて欲しいし、少年が事件を起こしても少年法に守られて実名は公表されませんが罪は罪なので少年でも実名報道するべきです。六法全書よりも法律の知識を学べる漫画です。

一話完結で読みやすいですが、あっさりとしすぎてると感じました。

この作品を読んで以来、どんな事件の“容疑者”であっても「実名報道」に疑問を感じるようになりました。“容疑者”の周辺で生きる人たちまで社会的に抹殺する実名報道は、知る権利のもとで正当化されるのでしょうか。

古い漫画ですが、植物にも詳しくなれるし色々学べました。でも昭和の喫煙の習慣は嫌ですねぇ。裁判所でも病院でも公共の場所で公害まき散らすって頭おかしい。

なんかどれもすごくあっさりとした話で、イマイチ。面白さがよくわからないんだけど。

古い漫画ですが深いストーリーで考えさせられる部分が多く、とても良かったです！

弁護士にくらべて裁判官が主役のマンガが少ないので新鮮だった。

こんな家庭裁判所の方が実在すればなぁと思います。勉強になるし素晴らしい漫画です。名作です。