レビュー一覧

クズ人間ばかりが登場するのに、青野春秋が描く人間を愛してしまうのはなぜだろう。巻末に登場する作者青野も愛してやまない自分がいる。ああ、なぜだ。

絵が特徴的なんだけど、不思議な世界観に引き込まれちゃいました。

青野先生の作品が好きで、デビュー作との事で購入しました。青野先生自身の半生を描いているノンフィクションのようで、ファンとしては嬉しい作品です。主人公を思ってくれる女性はとても寛大で現実ではいないんじゃ、、、と感じるほど事実は小説より奇なりと納得させられた作品です。

ネームのような画力だけど、ちゃんと読めるし面白いしたまに感動します。

ショートストーリーが何作か入っている作品です。この作者さん典型の所謂社会の隅っこに住んでいる人間の、優しさが滲み出ていて地味だけど良かったです、特にタイトルの作品が。

絵は下手なのに、引き込まれる。サクサクと、進んでいくが、奥が深くて、読みながらいったん休んで読みかえす。才能ある、この作家。

作者買いです。100万円～とか、スラップ～が好きで読んでみましたが、私の感想ですが、作者さんは、短編より長編のが面白いですね。これはちょっと難しかったです…

この作者の人間の描写が凄く好きです。絵も個性と思えるなら、この作者の作品は是非読んで欲しいです。

おもしろいです！個人的には最後の短編がおもしろかったです