レビュー一覧

キャリアの長い西先生の作品を遡って購入するのであれば、この作品は逃さず読んでみてください。美少女高校生くれはとひっそりと少女マンガを描くド真面目公務員中川とのロードムービーで、まずオタク的なロリータ的な設定を受付ない人もいるかと思います。私も読むのを後回しにしていた作品でしたが、サイドストーリーでもある、くれはの家族たちの小さなコマで描かれている吹き出しにすら入っていないセリフたちが作品をより深いところへ持っていきます。じっくりと読むもよし、くすっと笑うのもよし、楽しめる作品です。

面白いコトは面白いのですが、非常にわかりにくい。登場人物が多すぎるからか。他の家族すべてのエピソードは少しとってつけた感が否めない。

作者さんが好きで購入しました。勢いのあるヒロインがおもしろい！行動力がある作品で、読み返したくなります。絵もかわいい。

1冊まるまるは読んでいませんが独特の世界観がありました。分かりにくい部分もありますがグッと入り込めば面白いんだろうなという印象でした！

お話はいいのですが、登場人物が美しすぎてなんか違和感。

作家さん買いです。短編がいくつか入ってます。表題作の主人公の男性は、実際にちかくにいたらいらついちゃうかも知れないけど、女子高生の勢いで漫画を出しに行くのは面白かった。西さんの話はちょっと分かりにくい表現もあるけれど、世界観が大好きです。

西さんの作品が大好きです。この作品も　面白い！　ちょっと普通じゃない壊れたように見える家族が土台になってます。そこに　恋愛をうまーく混ぜ込んだ感じです。読んでて　ほんと　飽きません。

西さんの描く作品は　どうして　こうも　私の心をくすぐるんだろう。もう　ほんと　素敵なお話です。たったの一冊の中で　ある男性と心の闇を抱えた家族とちょこっと　その人たちに携わって人たちが　ひと夏で、その闇を吐き出しちゃうストーリー。それが　亀の”鳴き声”に　例えられています。誰だって、泣きごとの１つや２つ、ありますものね。それを　吐き出す糧を得ると、けっこう　ふつーに　人って生活できるんだな、と。それにしても、メインキャラの二人、何気に強烈なキャラで　だけど、最終的に　良かったですね、巡り会えて、そして、ふたりが　それぞれの　いきる”糧”になれて。ドラマに　ピッタリだと思うのですよね。そして、メインキャラの女の子、昔昔の宮沢りえさんを思い浮かべながら、読みました。