レビュー一覧

吉村さんワールド感たっぷりで、人情たっぷりで読んでてすぐ終わってしまいました！

なかなか難しいテーマで読んでいてつらい気持ちになりましたが、ハルさんが幸せで終わるということで救われました。ただ短編では書ききれない部分もあったかなあ。

同情だけではなく、心からの工程間って大事だなあと思いました。どのキャラクターもざぶざぶ自分の手で人生を泳いでいるって決意している漫画でした。

大好きな作者さんの短編集なので購入。きっとどこかに信じられる人間は必ずいる、世の中捨てたもんじゃないと思わせてくれる話ばかりで、大好きです。

家庭環境って本当にうんですよね。どうしようもない中で前向きに生きられるってすごいことです。

長編の方が合ってるかもしれない　短編だといいところがあまり出てこないです

作者買いです。読後感が切なく温かく、前向きになります。

まわりでありそうなせつない話しなんですが、最後が温かい気持ちで終るのが、作家さんの人となりかなぁ、と思い、ハッピーな読後感がとても良いです。

内容は決して明るくは無いけれど、何故か引き込まれていく。さすが吉村明美さんです。恐いままでは終わらず最後は救われるので、後味はスッキリです。

『薔薇のために』で吉村先生ファンになって、作者買いしてみました。「あの窓」も「青空」も不完全燃焼というか肩透かし感があります。途中からの急展開がキャラ設定と結びついてなくて消化不良でした。