レビュー一覧

好きな作家さんの作品の中でも大好きな話です。江戸の昔から西洋人が見てきた日本の良さを現代に見出す主人公達の空気感が大好きです。

お話自体とは別物ですがまさしく外国人に弱い日本人で昔も今も変わらないなと。

金髪の青年が日本文化が好きっていう設定はいいですよね。生徒さんたちがキャーキャー言うのはもう仕方ないです。でも、それだけではなく、古い日本家屋や庭園などが日常にある世界って素敵だなあと感じずにはいられないお話でした。

昭和の日本人が夢見る外国人の典型的なお姿で、大人女子のワタクシは大変面白かったです(*^^*)お顔と身体のバランスも昭和なので、お若い皆さんには違和感があるかも(お若くないワタクシでも違和感あります^^;)英国あり幽玄ありニャンコあり、波津彬子先生のほぼ全てがここにありますので、長く続いているシリーズよりも手に取りやすくてオススメです(*^^*)

金沢を舞台にした、お茶の先生にまつわる話。旧家に嫁いで、子供ができなかった女性ですが、甥っ子がなついてくれて、その娘の雛子が側にいてくれます。で、その屋敷には大きな椿があって、その椿には花の精がいるの。そして、自分を守る「花守」を選んでます。英国人のアレックスと知り合い、恋仲になっていく雛子の話がメインです。アレックスは、昔日本に来日して、叶わぬ恋に別れた恋人がいた先祖の生まれ変わりらしい、って感じの波津節満載です。2巻出てますので、そちらもどうぞ。

すべての作品に愛があります最後には笑顔になれる素敵な1冊です

珍しく日本人ヒロインとイギリス人ヒーロー。波津先生らしくお茶、お花、焼き物と日本の良さを感じさせてくれるお話です。

作家買いです。この先生の作品を見ていると、日本の伝統文化が誇らしく思えてきます。良い作品だと思います。

しっとり古都で金髪碧眼の英国人貴族で日本文化に造詣がある男性と出会って…もうおなかいっぱいの設定。いっそハーレクインと思って読めばいいのかもしれませんが、この作者のほかの作品が好きなだけに残念。都合よすぎるというか、安易すぎるというか、なんだか心に残るものがありませんでした。

親日家（日本人より日本人らしい）英国人と金沢で花嫁見習い中の日本人女性の話。金沢に暮らしている波津先生だからこそ描ける現代の「和」があります。