レビュー一覧

原作を先に読んでいたので内容は知っていましたが、絵がきれいなので思わずレンタルしました。ほとんど原作に忠実にマンガが進んでいくので思わずほっとした１作です。最後の方で「子供に起こる事柄」がなくなっていても大丈夫でしたし、ヒーロー（とヒロイン）に起こる事件も原作とは少し違ってましたが、それでもお話の流れ的には良かったと思います。ただ、あとがきが・・。「原作に何を補い、原作から何を省くのか」というところで、相当悩まれてるのではないかなと思ってはいましたけど、テーマ・人間関係・事件など・・といった、原作ですでに用意されている部分も悩みどころだと書いてあったので・・その意味が分からない・・。（分かりたかった・・）

　タイトルの通り、ヒーローは先妻に手酷く傷つけられ、愛を信じられなくなり、心を閉ざしている判事さんです。絵画の窃盗に巻き込まれたヒロインを助けたことと、ヒーローの娘が彼女を気に入ったのをきっかけに、二人はお互いを理解し始めます。　飾らない性格と包み込むような優しさを持つヒロインに、ヒーローは少しずつ心を開き、やがて二人は惹かれ合うようになります。そんな時、判事のヒーローを逆恨みする犯罪者の影が彼らに忍び寄って…。　深く傷つき、もう誰のことも愛せないと思い込んでいるヒーローが見せる、彼自身も気づいていない小さな愛の芽生えを、お話の端々に見ることができます。人は誰かを愛さずにはいられない生き物なんだと実感せずにはいられないお話です。

絵がいいですね。子どもも子供らしくかいてあるし、悪人は悪人らしい。ストーリーもスムーズに進むし、文句なく面白く読めました。

亡くなった奥さんの墓前に毎日通う敏腕検事のヒーロー。ヒーロー娘に気に入られてことから、無実の罪から助けてもらったヒロイン。ヒーロー、奥さんの亡くなった列車事故から自分の娘を抱きません。娘には罪はないと分かっていても、なのでしょうね。終身刑を言い渡した犯罪者が脱走し、ヒーローとヒロイン娘を狙ってるため、「娘を守るため」便宜結婚をするヒロイン。便宜結婚とわかっていてもヒーローを愛しているヒロイン。亡くなった元妻のみ愛していると思い、自分の気持ちには蓋をしてヒーローとヒロイン娘と生活します。脱走犯が娘を殺そうとしたとき、命がけで守ることで娘との絆を思い出すヒーロー。そしてヒーローの本心がヒロインに伝えられます。ってね、ちょっとヒーロー遅すぎませんか？ヒロインは自分は愛されていないってずっと思っていましたよ。敏腕の割に、女性心には鈍感ですね、ヒーロー。

硬い職業なのに、誠実で公正にあろうとするヒーローが魅力的だった。こっそりワンピースを注文してくれるところは、定番だけどキュンキュンしてしまう！

ロマンスと犯罪行為が絡み合っていて楽しめました

個人の正義感を優先したヒーローだけどヒロインが何とかなってよかったです

判事なのに一応犯罪者のヒロイン家に入れたり、危ないのはヒロインからヒーローに変わってたりと短いハーレで目まぐるしく変わって主旨は…?となりました。あとがき読むとそこはちゃんと考えられてたようなので原作の問題かな…?表現はさすが良かったです。

身に覚えのないトラブルに見舞われたヒロインがヒーローと出会えてよかったです

犯罪者かもしれないヒロインを検事が匿うというのはあまりにリアリティに欠けますが、結婚によって血のつながらない同士が家族になる姿はとても感動的でした。