レビュー一覧

クドカンだったんだ～と初めて知りました。ダークヒーローのこの感じがたまんないです。

以前から名前は知っていて、哀川翔が主演だというので興味はありました。同じ名前のこの漫画は原作なのかな？と思いましたが、どうやらそうではないようです。ちなみに映画は結局まだ見てません。これを読んでからとも思っていたからですが、内容は全然違うようです。それでも、こちらの作品は「現実(リアル)」にどう戦いを挑むのか？という意味で良い作品だと思います。しかし、リアルにリアルを考えると、ヒーロー物、しかもかなりレアなものにハマる人間はこういう大人には最初からなってないような気がします。まあ解釈次第ですよね。いずれにせよよくまとめられていますので、おすすめです。

本も有名ですが漫画が分かりやすいかなと思い購入。色々と考えさせられる本です。 数年前にトイレで出産して公園に？死体遺棄で逮捕された子、数字が読めない子でしたよね。

仕事も家庭もほぼ崩壊している、冴えない中年男性が、かつて7話で打ちきりになったヒーロー番組の主人公「ゼブラーマン」に扮して戦う、というストーリー。そのゼブラーマンは、特別な能力は何一つなく、傷付きながらも己の身一つで戦うというのが特徴で、そのためこの漫画に出てくる主人公も、ただの冴えないおじさんに過ぎない。何もかもうまくいっていない事実から目を背け、残忍な事件をニュースで見ては、自分はまだマシなほうだと信じていたが、自分の家族たちが事件に巻き込まれていくにつれ、いやが上にも現実を直視し、戦わなくてはならなくなる。私自身も、妻と子供2人の家族を持つ身なので、読んでて辛くなる部分もあるが、何ら特殊な能力や技術がなくても、家族たちのために敵に立ち向かう主人公からは勇気をもらえる。……なんて書くとシリアスな感じだが、実際にはギャグ要素も多くて面白い。異色のヒーローものでありながら、警察などの協力者や、参謀的な存在、そしてヒロインなどもちゃんと居る（しかし、参謀は引きこもりの小学生、ヒロインはその母親…）のがまた面白い。俳優・哀川翔さんの主演100作目として製作された映画が原作で、当時かなり話題にもなったが、まだ観たことがないので、映画の方も観てみたくなった。

宮藤官九郎さんが原作だとは知りませんでした。絵は古い感じですが、ストーリーがしっかりしていて面白かったです。

ありきたりな話の内容と展開の遅さ、絵にもあまり魅力を感じませんでした。