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久しぶりにゆうきまさみ作品を読みましたが、やはり面白いですね!一巻無料から既刊まで一気読みしました。12年ごとに起きる「羊殺し」と、その事件で恋人を殺された雪村。奇遇にも彼との連絡係に抜擢された、死んだ恋人の孫である厚労省のあかり。ストーリー展開もさることながら、やはり細部脇キャラに至るまでの登場人物の描かれ方が秀逸だと思います。世間に認知され、庇護されながらもどこか哀しいオキナガたち。今まで読んだ不老不死もの(『ポーの一族』や『人魚シリーズ』)より本当に平凡に生きる彼らは、しかし巻を追うごとに迫害方向に。太眉のヒロインはゆうきまさみならでは、でしょうか(笑)。でかいヒロイン、あかりに頑張って貰って、雪村の、ひいてはオキナガたちの未来に微かな希望の灯がともりますように。
軽〜い気持ちで読み始めたのですが、面白く一気に読んでしまいました。最終巻が楽しみです。早く読みたい!
とにかく話が長いので読み応えが欲しい向きには最高です。バーディーもそうですが、ゆうき先生の作品は連休潰す覚悟が必要です。忙しかった1日の最後にベッドで読み始めたらもう大変。気がついたら目覚まし鳴ってました。翌日の仕事に差し障るので星4こです。
設定こそはSFですが、現在の事件を解決する過程で過去の事件の真相が明らかになっていくミステリの王道の形をとっています。絵柄も見やすく、登場人物の描き分けもしっかりできているのでストレスが溜まりません。作者独特のユーモアも健在。そうした暖かく柔らかい世界のなかで、異質で悲しい存在がいっそう浮き彫りになって、読後は何とも言えない気持ちになります。
このお方のお話は今まで読んだことがないのですが、設定とキャラにハマって一気に10巻まで読んでしまいました。主人公が長身ですが真っ直ぐで明るく、暗めの話になるのですがそんなところが救われます。早く続きが読みたくなります。
ゆうき先生の作品の中でも最愛の作品です…ミステリとしての面白さも極上ですが、哀しきオキナガという存在を通じて、パトレイバー同様日本社会の闇を抉っているところが流石という感じです。読み返せば読み返すほど味わい深く…何度読んでも最終回で味わう晴れ晴れとした寂寥感に胸詰まります…!
何度も何度も読み返してその度に泣いてしまう。最終巻最後の場面はもうたまらん!切なくもあり清々しくもあり。こんな終わり?なんかズルいとすら思う。
ドラマ化をきっかけに全巻読破しました。奇妙な事件に加え濃い登場人物達に引き込まれる物語でした。生命が永遠に続くことが幸せなのか、と考えさせられました。
最終巻を読んだ後またすぐに一巻を読み返してしまう、なんだか胸が締め付けられる思いです。切なさが込み上げてきます。
お気に入りで、定期的に読み返しています。明るい作風なのに切なくなる…でも読後感が爽やか、という色んな魅力がつまっていると思います。※グロテスクな表現が苦手な方は不向きかもしれないです
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久しぶりにゆうきまさみ作品を読みましたが、やはり面白いですね!一巻無料から既刊まで一気読みしました。12年ごとに起きる「羊殺し」と、その事件で恋人を殺された雪村。奇遇にも彼との連絡係に抜擢された、死んだ恋人の孫である厚労省のあかり。ストーリー展開もさることながら、やはり細部脇キャラに至るまでの登場人物の描かれ方が秀逸だと思います。世間に認知され、庇護されながらもどこか哀しいオキナガたち。今まで読んだ不老不死もの(『ポーの一族』や『人魚シリーズ』)より本当に平凡に生きる彼らは、しかし巻を追うごとに迫害方向に。太眉のヒロインはゆうきまさみならでは、でしょうか(笑)。でかいヒロイン、あかりに頑張って貰って、雪村の、ひいてはオキナガたちの未来に微かな希望の灯がともりますように。