レビュー一覧

懐かしいです。このマンガの影響で、クラスの嫌な奴に請求書を送りつけたことを思い出しました。

超能力を持った主人公が凶悪を粉砕する漫画です

初めて読みましたが、非常に面白かった。作中の小道具に使われていた、スヌーピーの漫画の表紙に描かれたチャーリーブラウンが、のび太くんになっていて、作者のセンスの良さを感じた。変奇郎のやり方は、人の隠したい部分を暴き、脅す人間を脅し返して金を奪ったりとあまり良いとは言えない。最後に、ドーンと言って相手に指をさし、暗示にかける(ように見える)のは、笑うせぇるすまんと共通している。

この少年漫画、半世紀前に｢週刊少年チャンピオン｣に連載されていましたね。主人公の｢変奇郎｣と言う男の子の自宅が｢古物屋｣なのはとても面白いですが、主人公の親友で漫画家志望の｢満賀くん｣がクラスメートに｢あらぬ罪状｣を捏ち上げられて担任の教師に叱られたり｢お化け屋敷の主人｣の罠にかかって右手に大怪我をしたりしてしまうシーンも面白かったですし、主人公が可愛がっていました｢ハチ鳥｣が何者かによって誘拐されて何と｢死体｣となって主人公の手元に戻されるシーンも面白かったです。またこの時代はこの｢ブラック商会変奇郎｣や故・水木しげる先生の｢ゲゲゲの鬼太郎｣や故・古賀新一先生の｢エコエコアザラク｣やつのだじろう先生の｢うしろの百太郎｣などの数多くの｢オカルト漫画｣が大ヒットしましたね。