レビュー一覧

名優なら多重人格という無理な話を押し通すだけの漫画で、只管騒がしく続きが読みたいとは思えません。

あまり良い印象はない。暴力と人間の異常性ばかり表に出ている。そういう漫画だと思って読むしかない。恐怖と憎しみと欲望だけの世界。そこで生き続けるために解離性人格障害になるの?

少し強引な部分も多くあったけど、物語はちゃんとできてると思います。

前半が面白かったので、後半駆け足にいろんな要素を盛り込みまくっているのが残念でした。

絵は好き嫌いが分かれるような個性的な絵だけど、原作が野島伸司ならではの心の奥底をえぐるような心理描写がしっかりと描かれている。このマンガでオーバーラップするのは、沖縄の現状。沖縄出身のタレントがなぜ多いのか？それは、沖縄が貧困だから。シングルマザーが多い。女性は、まともな生活するなら10代からお水か風しかない。男は闇金。そんな話を思い出しました。

弟の存在が希薄過ぎて、座敷わらしかなんかだと思ってしまった。正直ガラスの仮面とかスキップビートなどに比べるとワクワク感がありません。中だるみしちゃうのか、ノベルのもうひとつの人格がもっと表に出て欲しいです。2巻までだとさほど面白くないです。

面白かったです。続きが気になっちゃって最後まで読みました。

無料だったので読みました。正直主人公の母親がクソ過ぎて引きます。「将来はお姫様になれるよ」なんて言葉を鵜呑みにして幸せになれないのはお金がないせい、可愛い私を助けてくれない旦那のせい、全てを子供に押し付けて自分は好きに生きるなんて本当クソです。子役の子が才能があってドロドロした世界でも生き残って自分の力で生きていくという展開かと思いましたがどこまでも話題が暗いです。

最初の方の話は面白かったのですが３巻あたりからおや？となり初めて、８巻読む頃にはなんだったんだ……？と言う気持ちになりました。人格が変わる時に水が動く描写があったのは結局意味は無かったんですね……。自分と同じ症状の子供達と比べ、主人公だけが謎の決め台詞があるのもちょっと不思議でした。

原作が野島さんなので、この先もいろいろなことが出てきそうです。