レビュー一覧

久々にココロにグッっとくる話だった一見良くある恋愛ものかと思ったけど違った

亡くなっても49日間まだ側に居られるって良いなと思う反面、別れる悲しみが増すようでどうなんだろう？と。別れる日を大切にしたいから、私もこの町に行きたいと思う。良い作品です。

亡くなった人が49日まで、地域の人が当たり前に見えるという不思議なお話でした。が、本当にそうだったら良いなと思う所と、そうだったら辛い事もあるよねと思う所が、両方描かれていて不覚にも泣いてしまいました。表題作以外に２つ全く違う話がありますが、どれも良かったので借りて損は無かったと思いました。しかし、個人的には画力がイマイチで（作者さんも少し書いてらっしゃいますが）そこがもっと改善されたら最高だなと思いました。

登場人物達がみんなあたたかくて優しい世界でした。この街のお話をもっと読みたい。

「49」涙ナシでは読めなかったー！ 読むうちに一人一人の想いに感情移入しすぎてボロボロでした。

内容にひかれて購入してみました。テーマが重いかなと思いましたが、優しい気持ちと切ない気持ちとこんな町があったら自分はどうするんだろうと様々思いつつ読後は爽やかでした。

あり得ないお話ですが、亡くなってからも49日まで逢えたら気持ちにゆとりがでるのかな？と思いました。初めての作家さんでしたが、人間味のあるストーリーを描かれる作家さんだと思いました。

ありふれたひとびとで作者さんのこの作品も気になっていました.好きな人とお別れする切ないお話です.49日間亡くなった人とお話ができるって現実なら素敵なことだなって思えるような作品でした.

この町行きたい。49日は長いようで短い。けれど互いに気持ちの準備が出来る。良いなぁー。

どのお話も良かった。ほのぼのとしました。みんな良い人でホッとします。もちろんもっと長編でストーリーに緩急をつけなければならない、そういう可能性もあるでしょうし求められるかもしれないけど、この長さなら十分だとわたしはかんじました。おまけの２つもわたしは好きです。