レビュー一覧

昔良き時代(？！)の日本。人情溢れる短編集。私は好きです。

昭和三十年代を主な舞台とし、人々の生活を一話完結形式で描いた作品です。映画化された事もあり有名ですが、単なる甘い昭和ノスタルジーを謳った作品ではなく、当時のごく普通の生活における喜怒哀楽や人間関係の機微を誠実に描いた良作です。多くの人にお勧めしたい作品です。

懐かしい！父が西岸良平の漫画を集めていて、小学生の時分にはこの作品の他に三丁目の夕日やらヒッパルコスの海やら読んでました。特徴的な輪郭ですけど不思議と美人は美人に思えるんですよね。

ほのぼのとしたストーリー展開に癒されます。何回も読み返してしましました。

チエミちゃんのお父さんはけして悪い人ではないですけど、すこしやさしくなって良かったです。

一平君はかっこいい。みっちゃんは優しい。サブちゃんはスポーツマン。六さんは小さな夢を持っている。ほのぼのした少し前の日本のどこかで皆ひっそりと支え合って生きています。お金は無かったけど今より豊かだったのでは無いでしょうか。

初期の作品と比べて全く心に響いてきませんでした。

作者が好きだから読んでみたけど古き良き日本が懐かしくなる作品。

今よりも不自由だったけれど自由でおおらかな時代が羨ましい。

あの三丁目は？とおもいましたが、こういう作品から生まれたのかー。と思いました。絵の感じが私の小さい頃に読んだ本の感じですごい懐かしいです。逆にここからあれができたのかっていうのもすごいなと。