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サマーヴィル家のシリーズ4作目です。シリーズの1作目、3作目の小説は電子書籍で読めなさそうですが、1〜3作目までを篠崎佳久子 さんが漫画化（愛のサマーヴィルシリーズ）しているので、そちらを読むとよいでしょう。今作は1作目「夢見た騎士」のH/Hであるルーワークとガブリエル・ド・ローランの娘、キャサリンがヒロインです。漫画を読んでからの方がイメージしやすいかもしれませんね。ヘタレのヒーローにイライラしますが、まぁまぁ読みやすいです。

愛のサマーヴィル3部作の、子供時代の2作目は、長男ルーワークとガブリエル・ド・ローランの娘、キャサリンがヒロイン。ヒロインを誘拐し、身代金を分捕ろうと企むのは、ガブリエルの兄、ヒロインの叔父。向わされたのは、イギリスを憎む、ヒロインから見れば、はとこ？のヒーロー。この2人が、誘拐を介し、出会います。ハラハラドキドキで読めるのですが、距離感が、イマイチなのは、致し方ない？