レビュー一覧

すごく好きな漫画です。もう何回読み直したか。登場人物がみんな魅力的で惹きつけられます。とにかく主人公が真っ直ぐでかっこいいです。ストーリーもよくできています。これを読むと必ずイタリアンが食べたくなる。

９巻まで購入しました。前作も含めて無料分を読んでセコンドだけ購入しましたが、前作を読んでなくても特に支障はありません。主人公は料理人ですが奇抜なアイデア料理や長いウンチクはなく仕事や人間関係の話なのでいわゆるグルメ漫画ではないと思います。登場する同僚の土屋とその妻が完全にサイコパスで目が離せず、決着まで買ってしまいました。やり取りや対応とその結果に現実味がありました。良心の欠如という言葉が本当にぴったりです。「バンビ～ノ！」ではなくこの部分だけ描ききった作品を読みたいです。

セコンドもバンビーノと同様に読み始めたら止まりませんでした。入り込んでしまいます。絵の迫力もとても魅力的です。人間模様も現実にあることばかりですが、乗り越えたときの爽快感もたまりません。

ものの短期間でドルチェを大会優勝レベルまで極めるとか、アメリカ編でのマフィア相手など、所々ん？と思うところはあったものの全体としてみれば傑作であった前作と違い、本作は舞台を六本木から横浜レガーレに移して物語が進む事になります。しかし、前作で料理人としての技量に関わる問題は粗方クリアしてしまった（とはいえ新たに切り込む余地だっていくらでもあったと思いますが）伴の前に立ちはだかるのは、部下が言うことを聞かない、売上が伸びない、終盤に至っては奇病によってトマトが物理的にない、など、もはや一料理人が、というか料理を作って解決出来そうなレベルを遥かに越えた問題ばかりとなります。そのためか作品世界では常に陰鬱とした雰囲気が漂い、その象徴が作中の「何かないか」というセリフに象徴されています。ボンヤリした味ばいっ。また、いい意味で勢いで進んでいた前作と違い、本作は作者の悪い意味での私情が反映されているようです。本作を陰鬱足らしめている大半の原因を占める土屋という男は、どうやら作者の会社員時代の嫌な上司がモデルらしいです。少しモラルを疑いますね。また、店の売上が伸びないという問題に対して、作中で出た答えは、「従業員の給料半分にして高級店にリニューアル」という斜め上の答えを出しています。いや、労働基準法って知ってる？

ドラマを見ていたけど、漫画も面白かった。バンビの真っ直ぐな成長ぶりに応援したくなってしまう。

主人公がイタリアンの料理人として成長していく話ですが、前作含めとても面白いです。どっちも全巻持ってます。ドラマではあるけど、その制約の中で、リアリティのある話だと思います。まぁ主人公が天才って所だけ、やっぱそれじゃないと（読んで痛快になる、勝てる話、じゃないと）人気を獲得できないので、そこはお約束ですが。

おもしろいです！いろんな壁を乗り越えるスポ根漫画。ワインも飲みたくなる。でも最後の方は料理上手くなりすぎたのか、人が死ぬか死にかける。バトル漫画になりかける。で少し残念だったかな。。それとも都会の人気料理店のリアルはこんな感じなのか？熱量がすごいのでそんな気もする。とにかく一気読みしちゃうアツさです。

ストーリーもさることながら、作者の画力がすごい。物理的に様々な視点から物語を楽しむことができます。

とても面白い漫画でした料理がしたくなりました！

バンビ～ノの2弾があったんですね。また美味しそうです。