レビュー一覧

子供の時に読んだことがあるのですが、ほぼほぼ内容を忘れていたので、再読。スプリンターの世界だけでなく、企業を育てていく話も面白かった...結末の後の世界はどうなってしまったのか、とても気になる。

スポーツマンガから始まった小山ゆう先生の作品の中ではがんばれ元気の次に良い作品です

２８年前当時の記憶と感覚を奮い起たされました。忘れていた情熱を再び甦られさせたいと思います。

陸上が好きで100ｍが好きなら、とっても面白いと思います。どんどん記録を伸ばしていく様子だけでも楽しい,

クライマックス突入。主人公は世界を救えるか？

30年以上前の作品だが、今読んでも短距離走の楽しさを味わえる。しかし、この作品が出てから30年以上経ってやっと日本人が10秒の壁を破ったが、作者はそんなにも時間がかかるとは思っていなかったであろう。

天才的人物を主人公にするために、性格や環境を非現実的な極端なものにするというのはありふれたやり方ですが、その技倆が不十分な為に不必要に騒がしい描写となり、感情移入が妨げられる結果となってしまっています。

連載中に読んだ時はラストに納得できませんでした。毎週、連載を楽しみに待っていただけに、結末を知ることができない、未完のような終わり方が辛かったのを覚えています。何十年ぶりに読んだ今回は、これ以上ないラストだったと納得でき、永遠に終わることのないストーリーを余韻として残してくれました。