レビュー一覧

中華ファンタジーといっても仙人や龍などは出てこない歴史物です。後楯の無いお姫様と、それをずっと守りたい異貌の奴隷の男の子。カッコいいオジサマ方、権力闘争や愛憎劇、悲劇も純愛などがギッシリ詰まった大河ドラマ的な面白さがあり、最新巻まで一気に読んでしまいました。身分差萌え、主従萌え、幼馴染み萌えの方、思い合ってもすれ違うキュンキュンが好きな方、歴史ドラマが好きな方にオススメです。既刊13巻と長いですが、クライマックスまであと少し。最後まで見届けたいと思います。

漫画だけでこんなに泣けるなんて...最後はとても感動しました。

やっと完結しました。和泉かねよし先生、すばらしい世界をありがとう！薄星と亜姫にはこの結末しかないだろうとわかってはいたのですが、いろいろなエピソードがからんで、とても満足して読み終えることができました。（涙、涙、涙）私のベストスリーに入る作品です。ぜひ、読んでくださいね！！

ずっと気になっていた作品で、完結したので、一気買いしました！10巻までは文句なく面白かったです♪　中華風歴史ロマン。　奴隷の少年薄星と王女亜姫の主従関係にも萌えますし、あくまでも亜姫を守ろうとする薄星の健気さもきゅんきゅんポイントです。イケメンもいっぱい出てくるし♪(≡ﾟ∀ﾟ≡)ツンデレな師匠青徹も素敵だし、随所に織り込まれるギャグが重たくなりがちな本編を救ってくれてます。青徹が死ぬ場面は号泣しました。青徹が待ち続けていた姫様(=黄姫)が迎えにきた場面でさらに号泣。で、私が納得がいかない11巻以降ですが、なぜ白ちゃんを死なせた！？ようやく王子と気持ちを通わせられて、二人の物語はここからでしょ！？　　そして、まさかの薄星まで死なせちゃうの！？(つд；*)こちらのカップルもようやく体を重ねて幸せな気持ちになったところからの、一転怒涛の展開。薄星は亜姫を巻き込まないために多数の敵に一人で立ち向かい、亜姫は亜姫で自分を生かしたいという薄星の気持ちがわかるから、物陰に隠れてじっと耐えてる…って、なんじゃそりゃ！？どこまでも一緒に行くとか、薄星が死ぬ時は一緒に連れていって的な誓いを何度も繰り返していたのに、いざとなったらこれかよ。亜姫も一緒に戦って二人で生き抜く道をなぜ用意してくれなかったの〜〜！！Σ(￣□￣;)身分違いの恋が、この物語の一つの軸だったから、そこはご都合主義だろうがなんだろうが、死なせるべきではないでしょ？　(某スペクタクル少女マンガのヒロインは、自分の手下を絶対に死なせないって、自分が体張って自分の命を危険にさらしてまで助ける人だったから、個人的にはそちらの展開が見たかった)　さらにいえば、王の孤独、上に立つ者の苦悩と覚悟みたいなものも描かれていたから、亜姫がことを成し遂げたあとには、新たな制度、新たな国が立ち上がるんだと信じていたのに、結局歴代王たちの孤独と苦悩を踏襲してしまったのも納得がいかない。亜姫は、自分が女王になったらその座を捨て、誰が王になってもいい国にしたいって、繰り返し言っていたのに、これも反故にするんですね。あくまでも一読者の感想ですが、一国の王女になった亜姫が、薄星と共に国を捨て旅に出るラストが見たかったです。(それでも、薄星が迎えにくるラストは号泣しました。青徹の時と同じパターンでしたが。(笑)

途中まではよかったのに、13巻？で一気にさめました。その程度のおもいだったのかと。私なら、さめるし、こんな男いりません。

内容はベタで面白いんですが…絵も見やすくて、ありなんですが…話の作り方が下手です。そして、登場人物の心情の出し方も「え？それだけ？」という感じ。何よりも主人公に魅力がありません☆もっと上手く進めれたら、もっと深く強い気持ちの所を出せたら面白くなると思うんですが、残念です。

最近あまり漫画を読んでなかったのですが、暇つぶしに無料分を読んだら、どはまりしてしまいました！即全話購入し、何度も読み直しちゃってます。登場人物全員の生き方に引き込まれますが、特に青徹と薄星がカッコよすぎます。そりゃ亜姫も惚れるわ。読んで損はない作品です！

ちょっと試し読みのつもりで読み始めたら、あっと言う間に引き込まれ最新刊まで大人買いしてしまいました。そのくらい面白かったです。歴史物が好きな人にはオススメです！

ラブストーリーとしてはドラマティックに良く出来ているお話しだと思います、が。仮にも政治、政事を題材としている、という方面から見ると大分アレだなあというのが正直な感想です。特にオチは「えええ…」としか…。「どうにかなるっしょ」？なりませんがな。言っちゃ悪いが亜国はこの先王位争いで大内乱が起きて大荒れになる。世継ぎを作らないのなら、せめて民主主義の骨子の欠片くらいは組み立てて、後継者だけは決めておいて、でもって遺志を継いでもらえる程度にはそいつを教育しておけ、と遠い目になる結末でした。自分に施された教育の重みをサッパリ理解しとらんのかコイツと言いたくなる。そもそも国臣が後継者を決めるのを反対するって有りえんすぎる設定。後宮がなんで付き物だと思うのだ。跡継ぎ問題はいつの時代も最たる命題のひとつだろお。時代設定の医療の程度からして赤子の生存率も高い訳がないし。途中で手に手を取って逃走してくれても良かったんじゃね？というのが最終的な感想でした。…うん、まあ要するにラブスト―リーでした。はい。そこだけに視点を固定しておけば楽しく読めるかと。

これ、ずっと連載で読んでました。最後は泣けて泣けて・・・まさに大河ロマンです。