レビュー一覧

メインキャラ以外の、それぞれにスポットを当てたお話が数話入っています。本編では語られていなかった物語に「あぁ、こういう風に繋がっていくんだ」と。本編だけでも十分完成度の高い作品でしたが、この巻をもって完結と言って良いんじゃないでしょうか。あぁ、本当に満足！！その後（その前）のみんなに出会えて、嬉しいやら切ないやら。キュンとさせられますよ！

どのトラックも素晴らしかったけど、迎勉さんの泣いた。

本編だけだと時系列に空白があると思います。必須。でも短編としても読みごたえあり。

ちゃんと完結してくれました。なんだか心が温かくなって酔ってる時ならいつでも泣けます（笑）

ずっと見守ってきた読者を優しく納得させてくれる幸せの結末。いろいろあった過去も、これからくるであろう未来もすべて包み込んで幸せの余韻にひたる。　淳一と百合香のその後、千の兄妹たち、律子の父の青春時代、千の帰還、のそれぞれの短編からなり、最後にそれらがセッションして物語のひとつのフィナーレを迎える。そしてまた、新しい音楽が聴こえてくるような予感も含んで、素晴らしかった。まさにボーナストラック。

本編の〝彼ら〟のその後と、語られていない過去。登場人物の全てに愛着の持てるお話だったので、こんな風に時を前後しながらサイドストーリーが読めるなんて嬉しすぎ！喜びや悲しみも全て音楽が昇華してくれる、読んで損のない一冊です。

続編。うるうるしながら見ちゃいました！★５つ間違いなし！

このボーナストラックは短い話がいくつか入ってますが本編を読み終えた後に読むのをお勧めします

本編は最後まで胸が痛くなる場面が多くて、読み続けるのがしんどいことも。こちらはちょっぴり切なくて、でもじんわりと心が温まる短編コレクション。皆さんがレビューで書いているように、ジグソーパズルの欠けていたピースが見つかった気分を味わえる嬉しい1冊でした。

コレを待っていました！！描いてくださってありがとうございます(T∀T)。それぞれの来し方、行く先がとても丁寧に語られていて、１トラックごとに、足りなかったピースがキレイにはまっていきます。きっと愛読者のすべての気持ちが成仏？できたと思います。そして余韻と空想を羽ばたかせるステキなエンディングはまさにジャズのそれでした。As long as there's music...