レビュー一覧

有名な『あさきゆめみし』と比べてかなり大人向け。艶のある絵で性的な場面を、ごく自然に美しく描いている。また、敵の脇役(朱雀帝の母と祖父)の言動や心情も丁寧に描いてあり(原典からの言葉足らずからの想像のような部分はあったが)楽しめた。大和先生の少女漫画のタッチの源氏の世界も美しく素晴らしいが、牧先生のそれは、ひたすら官能美を堪能できる素晴らしい作品でした。完結していないのが悔やまれる。

他の源氏ものと違って桐壷更衣は光輝く皇子を生み、この世ならぬ美貌と神才。日本文学史上最高のヒーロー光源氏で面白かった。

ぼんやりとしか知らなかった源氏物語がとてもよくわかる作品だった。

絵巻みたいな源氏物語でレトロな雰囲気で優美でした。セクシーでアダルトな光源氏で女性たちが虜になるのがわかります。

前に別な漫画等を読んだので、内容は、大体想像はつきましたが、絵がとてもきれいなのと、話に引き込まれる感じで一気に６巻読んでしまいました。

大人の源氏物語といった感じで優美な雰囲気で色っぽいです。絵も綺麗で読みやすいです。

きれいな色っぽい絵で好きでした。ただこの作品、源氏の絶頂期で終わっているんですよね。これからいろんな人が不幸になっていく姿を描きたくなかったのか、なぜここで？と思ってしまった。できたら、考えが足りずに不幸になる三宮や絶望に嘆く紫の上、生霊となっても源氏に執着する六条御息所そして因果応報の源氏の姿をみたかった。

あさきゆめみしとは違ってまた面白い。ついつい読み進めちゃう。

私のイメージとはちょっと違いました。残念です。

源氏物語大好きで、いろんな作品を読んでいます。これは大人っぽい絵で、楽しめました。