レビュー一覧

コミックが読みたいです！日高七緒さんがシリーズを描いておられるようなので ぜひ！

Men to the Rescue シリーズ３の囮捜査官ヒーロー26才と作家ヒロインのお話。シリーズ１の「私の知らないあなた」でヒロインを守る16才の少年が今回のヒーロー。前作を読んでなくても楽しめます。冒頭から引き込まれて面白かったけど、途中、ヒーローがヒロイン宅でお世話になる辺りからホットなシーンが多くて私にはちょっとダレ気味。その後ヒーローがヒロインを共犯者だと疑い話が動き出してからは最後まで一気に読みました。ただ、ヒロインが美人ではなく、行動や性格にも惹かれる所がなくて、もっと愛さずにいられない部分が読者に伝わると良かった。正直であけすけな所がいいらしいけどただの変わり者って感じだったので。あと、ヒーローに銃で撃たれた犯人は入院中監視下に置かれていたはずなのに、なぜ盗聴内容を知ることができたのか謎。というか警察内部に共犯者がいないと無理でしょと思った。犯人は全部で３人で1人は入院中。２人目は最後の水中事故で車から這い出た所を逮捕。3人目は遺体で発見。なので一応解決ですね。シリーズ１は デインとエンジェルの「私の知らないあなた」、２はアレックとシーリアの「愛は止まらない」、今作のヒーローの仲間である救急救命士ザックとウィンは４の「真夜中のランデブー」で、５はセクシー消防士ジョシュとアマンダの「私に火をつけて！」です。

友人3人の話のなかで、一番好きです。とても楽しめました。作家のヒロインと警察官のヒーローのお話です。ヒロインが狙われた事件をきっかけに二人は急激に恋におちますが、ヒーローは前からヒロインに惹かれていて近づくきっかけを探してしたところに事件がおきます。犯人に翻弄されたヒーローはヒロインを犯人の仲間と思い込んでしまいますが、友人達に救われます。この内容のところが一番のお気に入りです。ヒローの友人の消防士の話を先に読んでいて、このヒロインを好きだったという内容がでてきたのですが、こちらを読んで納得しました。

序盤のー強盗事件後の描写のテンポが悪い。ヒロインが上手くやれなくて詰まる、が繰り返されて、気持ちよく読めませんでした。また、事件全体が、ヒロインが取材した、新しい犯罪に関わる情報を小説に書き、テレビでも宣伝してしまうという、とんでもない思慮不足に起因していること、そのせいで（前科者とはいえ）他の人が殺されていることから、ヒロインが魅力的とはとても思えません。寧ろ…。ヒーローの男友達は、いいやつでした！

最初はドキドキにやにやしながら、2人のやり取りを読んでいたのですが、いきなり、動き出し、事件の様相が見え、あとは、犯人が・・・と思っていたのに、事件については尻切れトンボで・・・ハッピーエンドにはなりましたけど、助かった後、犯人は死んだ1人と生き残った1人だけなの？とか、病人にいた犯人が言ってた弁護士は、どうだったの？とか、うやむやがあるので、マイナスしました。