レビュー一覧

急に読みたくなってレンタルしました。自分が生まれる前の作品ですが、面白かったです。少女漫画なのに、どこか百合っぽさも感じるのは私だけでしょうか。

現実にあったら怖い作品です。最後はやるせない感じで終わりました。先輩が優柔不断過ぎました。結局彼が諸悪の根源でした。

品位あるセクシーロマンサスペンスが得意な作者さん。「怖さの魅せ方」構図や雰囲気を大事にするところが、この作品でも遺憾なく発揮されています。絵は美しいというより端的なのですが、よく計算された構図は詩的で、写実的でありながらロマンチック。子どもの頃に読んだ時にはヒロインの流風が善人ぶりすぎて鼻につきましたが、大人になって読んでみるとそれも作者の計算のうちだと分かる。テーマは少女漫画らしく、やはり「愛」。同じ作者さんの『闇のパープル・アイ』はもっとストレートにラブストーリーでしたが、こちらの作品はより多くの要素が絡み合い複雑に練りあがっています。それでもやはり一編を貫くテーマは愛であって、逆説的ですが克之の存在は出汁でしかない(笑)　この作品を大人になって読むと、双子同士の愛でもこれほど愛し合っていればそれで十分にも思えるのに、なぜ異性愛を知ることでそれが崩壊してしまうのか、ある意味で他者の介入により自己愛が崩れるのは必至であって、その痛みに耐えるのが思春期であるのだろうかなどと考えてしまいます。要するに魅力的な作品です。

名作中の名作！！最高に良くできたストーリーです。皆さんおっしゃるように、かなり古い作品ですが、今でもまったく色褪せていません。これ読んで、双子に憧れた～！空飛んだり、物体通り抜けたり憧れた～！(笑)ラストは涙なしでは読めません！！必見です！！

昔、漫画で読み、懐かしくて、そして結末がわかっていても、細かいところがどんなだったか気になって購入。泣きながらラストを見ました。購入して損はないと思います。

流石、大御所さん乗って作品で最初はグイグイ引き込まれたのですが、途中から飽きてしまいました。

中学生の時に読んでいました。作者さんも大好きなんですが、私の中ではこの作品はいろいろ教わったので思い出深いです。あることをきっかけに、特殊な能力を手にいれてしまった双子の姉妹。ごくごく平凡な二人に訪れる決別は、激しい憎しみと切なさと悲しみを生む。ほのぼのとはしていないし、アクション色は強いし、シリアスなシーンもたくさん。だけど、私の中では少女漫画の王道だと思ってます。この作者さんの作品は、男性が読んでも面白い思う。とりあえず、うちの三兄弟はみんな大好きです(笑)。

rentaでこの作品が読めるなんてー！！篠原作品で1番好きです！！最初はホラー色が強くて怖いんですけどそれだけじゃない！涙なしには読めません！メインの流風、流水、先輩はもちろん、その家族や脇役たちの背景までもよく練ってあって深いんです。泣けるエピソードてんこもり。終盤は流水に感情移入してしまって泣けたなぁ。。絵はどんどん見やすくなっていきます。オススメ！

この作者の作品は怖いけどストーリーに引き込む力が強く、以前夢中になって買い集めました。またいつか揃えたいな。

久々に読みました。偶然とは言え、ウイルスが入ったことは双子にとって本当に悲劇の始まりで特に流水が一番かわいそうだと、今は思います。昔読んだ時はヒール役で苦手でしたが・・・。