レビュー一覧

主人公に嫉妬する「普通」の人のドロドロした内面の描写が、天才の飄々とした雰囲気を際立たせていて、重苦しさと純粋なのびやかさとが良い塩梅でした。クラシック音楽の世界を描いたものというと「のだめカンタービレ」が思い浮かびますが、「のだめ」がワイワイガヤガヤと賑やかな空気感だったのに対し、こちらは一人ひとりのソリストを深く掘り下げています。ジャンルを問わず、本物は人々の心に響くというシンプルなメッセージが爽やかです。

サンプルに嵌まり、大人買いしました。ストーリー展開が面白かったのですが、正直結末は今一つでした。

人間の嫉妬が故にドロドロとした展開が面白いです。

お試しの途中で読むのを断念しました。天才として？描かれている少年（名前も知らないですが）が楽器ケースに腕を乗せるシーンが何度かありますが、ケースを逆さにするとか有り得ない。ネックがどれだけ繊細なものか、作者は分からないんですか？楽器を雑に扱っていると感じ、終始不快でした。

ひとを落としいれる、結果自分にそのツケがまわってくる、分かりやすい展開。一途に相手を思う気持ちに共感できた

無料で１巻だけ読みました。　つらいなー・・つらいですねー・・　誰だって才能欲しいけど、そんなにうまくいかないもんね・・　嫉妬して当然。絶望して当然。　自分がこれまで努力に努力を重ねて、才能を疑っていなかった者が、自分と格段の違いの才能を目の前にして、凡人であることを悟る・・　つらいなぁ。　あと、本筋とは関係無いですが「頑張る」という言葉が嫌いです。　「頑張る」は人を追い詰める言葉です。　「頑張る」が好きなのは日本人だけだと思う。　もうちょっといい言葉ないかなぁ。　

音がきちんと聴こえてくるような場面がたくさんあり、わくわくしました。人物の顔はあまり好きではありませんが、ストーリーは面白かったです。

これは奥の深い作品です。私もヴァイオリンをかなりやっていたので、おもしろく読ませていただきました。少し、映画アマデウスに似ているところが残念です。