●自己紹介をお願いします。

市梨きみです。年下攻めBLが大好きです。

●先生の書かれた作品のご紹介とアピールポイントをお願いします！

『心中するまで、待っててね。』
幼いころ大好きだったお隣のお兄ちゃんが、ある日突然 昔のままの姿で現れた!?
から始まる、わんこ系年下攻め×ショタお兄ちゃんのハートフル不穏BLです。
受けの葵兄ちゃんのビジュアルに、眼鏡×黒髪×八重歯と性癖を盛り込みました！
見た目はショタなのに、攻めの福太に対してお兄ちゃんぶったり意地悪なこと言ったりして、お人好しな福太を振り回します。
上巻まではハートフルなBLとしてお楽しみ頂けると思います〜！　えっちもあるよ！　下巻はお察しの通りです。

『さよならアルファ』
ショタ攻めオメガバースです。
自分のことをアルファだと勘違いしてたハイスペックスパダリ受けが、ショタによって自分がオメガであることを思い知らされ後ろを濡らしてしまう背徳感とかがお好きな方はぜひ！

●「心中するまで、待っててね。」はマガジンビーボーイ編集長が
「雑誌に掲載するか最後まで葛藤した」と直筆コメントを掲載したことでも話題になりました。
“賛否両論”となる覚悟でこの作品を描くに至ったきっかけは何ですか？

「市梨さん、心中ネタ描いても良いですよ」ってある日担当さんに言って貰えたので、「やった〜〜！！」と思いながら描きました。
事あるごとに心中ネタ描きたいアピールをしていた甲斐がありました。心中ネタは私の大性癖です。

●先生の書かれた作品の中でお気に入りのキャラクターはいますか？　その理由も教えてください。

今回の『心中するまで、待っててね。』の葵兄ちゃんです。
理由は、今まで描いたキャラの中で一番不幸に愛されているので…。不幸に愛されているキャラによわよわです。

●作品を作る際はキャラクターが先に生まれますか？ それとも、ストーリーからキャラが生まれますか？

まず、作品の「テーマ」or「タイトル」or「出だしの設定」あたりを考えて、それに見合ったキャラクターを想像しながら、細かいストーリーを詰めていく…という感じです。
今回だと、『心中するまで、待っててね。』というタイトルが一番最初にポンッと出ました。

●BLを書いてきて「こういうところが好き！」という点はなんですか？

イケメンを描くのは楽しいな！という事に尽きます。

●デビューした時と今、自分の中で「変わったな」と思うところと「変わらないな」と思うところはなんですか？

「変わったな」と思うところは黒髪のツヤベタです。
最近デジタルで頑張ってツヤベタするようになりましたが、以前はツヤなしでベタのみで良いとすら思っていたほどです…でもベタのみはベタのみで好き。
「変わらないな」と思うところは攻めのショタ時代を絶対描きたいところですね。

●熱心な読者の方へメッセージをお願いします！

ここまで読んでくださって有難うございます！
今回の『心中するまで、待っててね。』は人を選ぶ作品だと思うんですが、ぜひ楽しんで頂けると嬉しいです！