天賀井さんは案外ふつう

楽しかったです!各キャラかわいいと思った。

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面白い。１話を読んだその日から。私は天賀井さんに夢中です。ただ最終回を読んだ今、これを友人に手放しで勧められるかと言うと難しいです。これは、ハッピーエンドと呼べるか？メリバではない。バッドでもない。人生のひとつの形をシナリオに沿って忠実に描いただけで、おとぎ話のように誂えたエンディングはなく、異常だけどノーマルな世界をシニカルに描いています。私が信じていた青春の甘酸っぱさや、ほろ苦さを素手で殴りに来ます。私が彼らのなかに感じていたものは、私の恋愛脳が生み出した幻だったのか、あながち幻でもなかったのか。いつか作者の先生を見かけたら聞いてみたいものです。私としてはこの作品を読む人が増えてみんなにも笑って欲しいし、一緒に苦しんで欲しいし、自由に意見交換ができる日が来たら、嬉しいです。

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原作者のカラーが出まくってる作品。タイトル通り…ヒロインなのに何の役にも立たず平穏に本筋が終了する。このメンツのなかでは、本当に普通の人だ。が、番外で急に冴えだすのはこの作者のお約束なのかもしれない（笑）

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内容はすごく面白かった!!でもラストでまきまきのご両親がどうなったのか見られたら満足というか…まきまきのご両親が最後出てこなかったのが心残りなので星マイナス一ですみません(´・ω・｀)内容的には面白かったので、おすすめではありますが、あとがきにでもまきまきのご両親の姿を見せて欲しかったです。それ以外は満足…かな？読んで損は無いかなとは思います！

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まず前提としてテンペストやスパイラルのような城平京作品とは全く別物であるということです。１巻の原作者コメントで「日常系」「コメディ感」を意識したと書かれているように、上記作品のシリアスな雰囲気を期待して読むと何か違うなという印象を抱いてしまいます。ですからこの前提を把握した上で読み進めることをお勧めします。内容については、城平京要素がふんだんに盛り込まれたキャラクターや設定でありながら、作品自体は日常系コメディとして成立しており、(一見)重くないストーリーで楽しくサクサク読み進めることができました。また、主要人物の関係性が日常系としては非王道的で、その新しさが面白かったです。ただし、私が恋愛脳故そっち方面の関係については「見た目なんて！年の差なんて！種族差なんて！てかヒロインがヒロインしてない！！」など少々不満はありましたが…。とはいえ、全四巻と短いながら最後は大団円で綺麗に完結しますので読んで損はないと思います！

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