ほとりのとばり

ひそかに想い続けてきた幼なじみ・睦月が、ぽろぽろ涙をこぼしている。
そんな夢を内田が見た翌日、睦月の初恋のひとが見つかった。
「睦月のよさをわかっているのはこの世界に自分ひとりだけで、もしかすると睦月は一生、俺の隣にいるかもしれない」
胸に確かにあった期待を砕かれた内田は、突然のなりゆきを呪わしく思うが――。

そこは夢。けれど幻や物語なんかじゃなく、現実の延長線上、はしっこのはしっこで確かに繋がっているところ。
夢の中ひとり佇む「彼」と出会った悩み多き青少年は……？

三崎汐が夢とうつつのあわいに紡ぐ連作集、描き下ろしも収録。

（※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています）

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• 5

  みさきんぐさん

  2021-08-21
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  不思議でちょっぴり切ない余韻の残るストーリー集。私の夢に「とばりちゃん」は現れないけれど、誰かの夢にはきっと夢の中の出会いがあるのかも。言葉にするのはすごく難しいけれど、不思議で優しいお話でした。

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• 5

  もりさん

  2018-09-10
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  優しく幸せなお話ですがとばりちゃんを思うと切なくもなります。

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• 5

  ラスクさん

  2017-08-01
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  不思議な話。三崎先生の話にはいつだってきゅっと胸をつかまれる。とても好きです。

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• 4

  ぷーさん

  2021-04-12
  ※このレビューにネタバレが含まれています。

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  少し不思議な短編集でした。優しく、でも少し切ないお話で、絵の好き嫌いが分かれそうですが、面白かったです。

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• 4

  Piさん

  2020-10-14
  ※このレビューにネタバレが含まれています。

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  短編集だとは知らず購入して、少し、やってしまった！と思いました。私は最初の2人が特に好きでした。両片思い…応援したくなる2人で、もう少し長く読みたかったです。

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