もう全部俺一人でいいんじゃないか？ 〜人々にギフトを与える能力に目覚めた俺は、仲間を集めて魔王を倒すのが使命らしいけど、そんなことはどうでもいいので裏切った奴等に復讐していく〜

出だしから仲間に裏切られるというよく見かける展開でしたが、裏切られ方が過去に読んだ作品よ５本指に入るレベルで非道でした…。ですがここからどう這い上がっていくのか楽しみです。絵は少々線が多くて読みにくく、内容もスッと目に入らなくて難航しましたが、これからもっと見やすくなっていくと思いますので、星５で応援します！

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裏切ったというより「裏切ったと感じた」奴等に、の方が近く、本来本当に「裏切った」のは1人だけで、後はすれ違いが感情的に癇癪を引き起こし、それを裏切りと感じただけな気もする。その意味では、「不幸なすれ違い」的な側面から始まる作品と言えるだろう。ただ、確かに1人裏切り、その行動のせいで主人公が死にそうな形での囮にさせられ、その中でギフトを与える能力に目覚め、自身に与えても構わなくなっただけでなく、一旦与えるとその場で能力が伸びる類のギフトであっただけに、その後の努力の必要性などをあまり感じず、その意味で世界に幻滅する側面があるだけに、努力でなくギフトの「内容」と「復讐法」に焦点が絞られそうなのが本作品。そして、そういう能力に目覚めたと知った人からすれば、擦り寄っていく様子を見せるだけに、それらさえもあざとく見えてしまう、という面さえある。確かに副題は要らなかったかも。タイトルで全てじゃんと確かに感じかねない1巻ではあった。

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微妙かなぁ。何の努力もなく突然強くなる系は面白くない。

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