幻想命名記

不可視なものが見える緑沢伊織は幻想画家として活動していたが、ある日を境に作家活動を止めてしまう。そんなとき、小説家のミカから挿絵を依頼され、「僕と協力すれば不可視なものたち…『杳』を救うことができる」と告げられて──？謎多き小説家・ミカと、トラウマを抱えた画家・伊織のコンビが織りなす、名もなき存在たちに捧げる命名譚！！

（※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています）

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• 5

  JOLさん

  2024-08-09
  ※このレビューにネタバレが含まれています。

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  好みが分かれる絵柄ですが、ごちゃっとはしているけれど何が描かれているかは分かるので読みやすいです。名付けることで存在が固定化する、というテーマはよくありますが、こちらはおどろおどろしく日本的な湿っぽさがあるにもかかわらず絵柄と会話のポップさで軽く読ませてくれてとても面白いです。

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• 5

  純粋な准教授さん

  2023-11-29
  ※このレビューにネタバレが含まれています。

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  表紙買い。とてもおどろおどろしくしかし繊細で美しい話で、とても面白かったです。洒落怖とか好きなので特に好みでした。主人公たちが抱える闇が重そうで、それがさらに彼らを魅力的にさせていますね。続きが楽しみです。

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