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これは昨日の夢の話なんですが
夜ごと明晰夢を見る「私」がいざなわれた、摩訶不思議な“向こう側”の世界??
「夢幻のあすも」シリーズとしてコミティアで1作ずつ頒布していた同人誌に、描き下ろし1篇+表紙小品を合わせ、ついに電子書籍化!
荒唐無稽と深層心理を軽やかに混ぜ合わせ、確かな画力で描き出す短編集。
幻想的でありながらどこか哲学的。
夏目漱石『夢十夜』を彷彿とさせる7篇の“夢物語”たち。
『奥様の話』
ヴィクトリア時代。夫が執事を殺害する現場を見てしまった奥様は、主治医の元へ駆け込むが、そこで衝撃的な事実を知らされる――
『硝子瓶の話』
亡くなった造形作家の回顧展へ行くと、そこには彼の幼いお嬢さんがいて――
『秘密の鍵の話』
発砲事件の現場で見つけた鍵の正体を探す新米刑事は、“あの人”に話を聞きにいく――
『氷の階段の話』
氷でできた高い塔の螺旋階段を、どこまでも延々と上り続ける私。その先で目にしたものとは――
『隠し事の話』
殺人事件を捜査する私。犯人逮捕の先にあった、第一容疑者たちの隠し事とは――
『虹色の蛙の話』
高原でバスを待つ私は美しい蛙に出会った。そこで私がとった行動と、その結果――
『藤の鹿の話』
表紙イラストと短文
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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これは昨日の夢の話なんですが
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