うちの子、誰の子？ もしもわが子が取り違え子だったら【分冊版】

生みの親より育ての親、叔母に育てられた母がそう言っていました。困ったら子どもを一番に考え話を進めるの最良だと思いました。それから『パパ、ママいなくなっちゃうの』は経験があっただけに胸に刺さりました。

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バナー広告を見て興味が沸いたので分冊版を読んでみた。これは辛い。両方の家族を巻き込んでの修羅場が繰り広げられる。そりゃそうだ。お腹を痛めて生んだ「我が子」がある日突然「貴方の子ではありません」と言われたら、この作品に出てくる主人公よりも発狂してしまうだろう。これは明らかに「人災」なのだが、通常考えてありえないようなミスを起こす医療機関側の杜撰さと適当さ加減が凄いなと思う。多くの人の人生を狂わせておいて「申し訳ありませんでした」で済ませるシーンを見て正直ゾッとした。昭和の高度成長期には幾つか看護師のミスでの取り違え子が何人か居てTVドキュメントでその人達とその周りの人達の事が映像で写っていたが、まさにこの作品の人達のようだった。こういう「取返しの付かない医療従事者による重大過失」は、令和の今もある。取り違えではなく誤診で死にかけて後遺症が残ったり、死ななくてもいいのに死亡してしまったりなど枚挙に留まらない。そういう意味においては、老若男女、既婚者の方、未婚の方関係なく一読の価値がある作品と思う。ラストがハッピーエンドだったのと双方の夫婦が良い人達で本当に良かった。ありがとう。

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一気読みしました。すごく難しいテーマなのでラストがどうなるのかハラハラしましたが、、、最後のあたりは自分が親ということもあってか、とても考えさせられ、泣けました。自分が当事者でもそうなるだろうな、と。血の繋がりだけが全てじゃ無いということ。

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裕福さとかの違いはあっても、どちらも似た感じのお家で良かったな、とほっとしました。以前、実際に取り違えられて交換したご家庭の本を読んだことを思い出したのですが、環境がすごく違っていて、一方のお母さんがしっかりされていて、二人ともの母となって子どもたちを支えられていたようでした。いろいろな場合があると思います。今後２家族が仲良くなって行くのがよいのでしょうか。うまくいきますように、と祈るばかりです。

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数話無料で読んだら続きが気になって全話読んでしまいました。とても悲しく切ない物語でした。あってはならない「取り違え子」過去には実際に有ったと言います。お腹を痛め産んで…既に物心迄ついている…「我が子」と信じて育ててきた子を…どうして手放せるでしょう。でも、相手方に居る「血の繋がった実の子」…気にならないはずも無く…心と…家族との葛藤は如何ばかりか…最後は両家和解で良かったです。

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