モラハラ婚 〜夫に洗脳されていた私〜 【かきおろし漫画付】

モラハラするパートナーと一緒にいると、不快とか悲しいの前に、まず「ゾッとする」がくるっていうところにとても共感した。状況もリアル。自分が努力すれば、と頑張れば頑張るほど状況が悪化すること。あなたがわがまま、と言われ、親や身近な人から説教や説得されるしんどさ。そして、金銭的に多少自分に痛みがあっても、子どもがいないうちに速攻離れるのが一番だということ。主人公は、味方が一人いたから自分を客観視できてよかったし、子どもいなくて本当によかったと思う。

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洗脳って本当に怖いですね。こうも自分の立ち位置が見えなくなる。。。

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漫画にすることで、モラハラの実態が分かりやすいのは良いです。これが洗脳なのかとは思う一方で、同じくらい当時の主人公に対してモヤモヤ。元旦那の1000％理不尽な言動に、自分が悪かったと泣きつくとか謝ってしまうんですよね〜。そしてこれが大半のモラハラ被害者の共通点でもありそう。その場を収めるとか恐怖心からってのは分からないでもないですが、そういう態度も加害者が増長していく原因になってるのかなと。言葉でたたみ掛け、罪悪感を持たせ脅して言いなりになると味をしめ際限なくなる。被害者は、親がDVモラハラ家庭で逃げ場のない子供というわけでもなく、既に成人した社会人。付き合ったのも成人してから。直接的なモラハラ被害だけでなく、自分の選択が間違っていただなんて認めたくない、これまで築いてきた年月が無駄だったと思いたくない、周りに祝福されて結婚したんだからという世間体（また、それを利用する加害者）とかも正常な判断力を失わせた一助になったんだろうなあ。これだけの目に遭って、モラハラを自覚してすら、旦那から離婚しようと言われて慌てて追いすがったり、話し合いで相手が変わってくれることを期待したり、子供が出来さえすれば旦那のモラハラもなくなるんじゃないかと淡い希望を抱く被害者体質（当時）。子供が出来たら、その子が地獄を味わうことになるだろうと簡単に想像できるのに、洗脳の最中にあるとそれも分からないものなのだろうか？結果的には、良き助言者に恵まれて、深刻になる前に別れられて良かった。著者の言う通り、逃げることでしか解決の道はない！

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すごく怖かったです。モラハラを受けている人が逃げられない心理も、よく理解できました。

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モラハラに興味があってレンタルしました。原作も整理されていて、モラハラを受けた女性の心情が良く描かれていました。もし、「自分がモラハラをうけているのでは」という人には役に立つ作品だと思います。ルポ・エッセイ漫画はよく読みますが、良作だと思います。

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