まことしやかに舞う花は

この気持ちは、誰にも知られてはならない。
だからせめて、お前を想って踊ろう。

――昭和十六年。留学帰りの御曹司・颯太朗には、ずっと気がかりだったことがあった。
それは、子どもの頃、幼なじみで踊り手の春臣に「お前の踊りなんか嫌いだ」と言ってしまったこと。
ちょっとした意地からだったが、あの時のことを謝ろうと春臣を訪ねるも、頑なに避けられてしまう。
それには、別の理由があるようで……。

好きな人と結ばれることが難しかった時代。
必死に恋心を隠す、幼なじみ再会・恋愛譚。

（※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています）

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2020-06-19

5

Kazukiさん

Renta!で購入済み

※このレビューにネタバレが含まれています。

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泣いた！ストーリーが尊い！激動の時代の中での幼い頃から育んだ恋心が昇華されるお話なんだけど...切なくてキュンときました。エッチは少なめですが所々に春臣の颯太朗に対してのいじらしい色気が微かに滲むところが好きだぁ～！せつなくてカワイイの。

14人

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