雪月花の舞い人 単行本版

【単行本限定！書き下ろしカラーイラスト付き】美しき略奪者が狙うのは、秀吉が愛した三つの小面――。羽山香の元に、幼い頃生き別れた兄・勇から送られてきたのは、羽山家が代々守ってきた、古い能面を保管する金庫の鍵。勇の友人・桂は、勇が失踪したこと、そして鍵を狙う人物が現われるだろうことを香に告げる。その人物・阿久津忍は、香の暮らす女子寮や学校などを徐々に侵食し、柔和な教師のふりをしながら、影では残忍に香を追いつめていく。伝説に魅入られ、欲望のまま暴走する美しき男の狂気を描いたピカレスクミステリー。【全101ページ】

【単行本限定！書き下ろしカラーイラスト付き】美しき略奪者が狙うのは、秀吉が愛した三つの小面――。羽山香が幼い頃生き別れた兄・勇から託されたのは、羽山家が代々守ってきた、古い能面を保管する金庫の鍵。勇を殺したという謎の男・阿久津は鍵を渡すよう、香に執拗に迫る。柔和な教師のふりをして香が通う学校や女子寮にまで入り込んできた阿久津は、同級生や寮長を信用させ、夜の寮に忍び込んで眠っている香に襲いかかる。しかし、絶体絶命の香は、阿久津の様子にある確信を得て…？　伝説に魅入られ、欲望のまま暴走する美しき男の狂気を描いたピカレスクミステリー。【全101ページ】

【単行本限定！書き下ろしカラーイラスト付き】美しき略奪者が狙うのは、秀吉が愛した三つの小面――。羽山香が持つ古い能面を保管する金庫の鍵を狙い、執拗に追ってくる謎の男・阿久津忍。阿久津は柔和な教師のふりをして香が通う学校や女子寮にまで入り込み、しだいに香を追い詰めていく。その中で、実は阿久津が行方不明の兄・勇だということに気づいた香は、あえて阿久津に鍵を託す。ついに、どんな望みも叶えると言われ、秀吉に破滅をもたらしたとされる伝説の三つの小面を手にした阿久津は、何を願い、叶えようとするのか…？伝説に魅入られ、欲望のまま暴走する美しき男の狂気を描いたピカレスクミステリー、完結編！【全145ページ】