母親に捨てられて残された子どもの話
愛が欲しくて、私は何度も傷ついた――【全135ページ】
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配信日:2020/04/13
配信日:2020/04/13
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母親に捨てられて残された子どもの話
作品詳細
- 発行 KADOKAWA
- ジャンル ルポ・エッセイ漫画
- レーベル コミックエッセイ
- シリーズ 母親に捨てられて残された子どもの話
- 紙初版日 2020年3月13日
- レビュー
アルバイトで塾の講師として働く大学生のゆきは、ある光景をきっかけに幼かったころを思い出す。
母親はおらず父親と祖母に育てられたが、家庭のぬくもりなどない家の中で、いつもひとり孤独だった。
そして、中学3年生になったゆきは、初潮を迎えたことで徐々に母親に想いを馳せるようになる。
しかし、ある日、祖母の勘違いから母に関する衝撃の事実を知らされて……。
母親というよすがを失い、家庭の中で宙ぶらりんのまま愛情を知らずに育った子どもの、葛藤と成長を描いたコミックエッセイ。
【目次】
プロローグ/1話 三者面談/2話 救いの言葉/3話 初潮/4話 真実/5話 捨て子/6話 死と現実/7話 生きる意思/8話 決別/9話 祖母の手/10話 箱の外/11話 父の回想(前後編)/12話 祖母の告白/エピローグ
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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過酷な環境で育ったのに、よくここまで、自分を傷つける対応をした祖母や父に対しても、母親に対しても客観視して描けるようになったなとこの著者の人となりと考え方に感動しました。薄っぺらいなどと書いている感想があるし、ドラマティックな展開?を期待したけど期待外れだったみたいな 実話をもとにした話に何を求めてるのかなー、不幸な泥沼劇場か、ザマァ展開でも期待したんかなー?って感想も散見されるけれど、私は……この話が、淡々と終えられたことそのものが、この作者さんの優れた知性と客観視できる能力、レジリエンスの高さを物語っていると感じたので☆5を入れました。ここまでの環境になくても、毒親の元で人生がめちゃくちゃになったという言い方をする人が若い方はもちろんいい年こいた大人でも散見されますよね。やられたことをこれでもかと悪意的に解釈し、どす黒い感情を反芻し誇張して、いかに自分が不幸で周囲が邪悪であったかを説得しようとしてしまう。同じような経験と考え方をするタイプの人たちからはウケるかもしれないけれど、そういう考え方をして、周りにそうアピール続ける限り、それ以外の人は引いていくものです。誰よりも幸せになれませんので、やめたほうが良いと思いますが……そういうタイプのかたからは、低評価されやすい作品かもしれません。理想的すぎて、なんでも周りのせいにして相手の立場に寄り添おうとしていない自分を、そうは言わなくても否定されているような気持ちに無意識にさせられるから、かもしれませんね。 淡々と書かれているし、この作者さんはより劣悪な環境で育った方に思いを馳せて、思いやりをもって控えめな描き方をされているために 想像力が不十分な方には、それがどれほどのことか伝わらないようでそれは残念です。こういう考え方ができるようになれば、まわりはその人を支え応援したくなるものでは?と思うのですが。この状況下で、ここまでまっすぐ育てたことが素晴らしい。愛情に飢えて苦しんだかもしれないけれど、この作者さんのなかには愛情が満ちていることを感じるので……たとえ与えられるものに不足があったとしても、ひとはここまで優しくなれるんだということを考えさせられました。