国境のエミーリャ 10
愛と勇気の仮想戦後活劇、第10巻!1963年。世界は主義を異にする東西に分断されている。片やアメリカ合衆国を中心に資本主義の旗の下に集う西側諸国。片やソヴィエト連邦を中心に共産主義の旗の下に集う東側諸国。そして日本は、列島の真っ只中に“鉄のカーテン”が降ろされた分断国家として存在している。杉浦エミーリャは聳える壁によって分断された東京の東側東トウキョウで生きる20歳。表向きは人民食堂の給仕係をしながら、東から西へと人々を逃がす“脱出請負人”として活動している。彼女はこの世界で様々な人に出会う。厳しい検閲中でも、自分の“映画館”を守ろうとする館主。遙かドイツから“Uボート”に乗って19年ぶりに帰郷した、“この戦後”に納得出来ない未だ戦中を生きる帝国海軍の水兵たち。風前の灯火の日本酒文化を残したいと願う造り酒屋。東西融和時代に活躍するも、今はもうその存在をほとんど忘れ去られてしまった歌手。この壁は誰の為のものか!?信念は、分断を凌駕するか!?己を貫くエミーリャの物語、第10巻に到達!!【全218ページ】
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現在12巻
国境のエミーリャ
鉄道漫画の旗手・池田邦彦が挑む新境地!!
『カレチ』『甲組の徹』『グランドステーション』など、数多くの鉄道漫画を生み出してきた池田邦彦が新たに挑むのは「仮想戦後活劇」!物語の舞台は、太平洋戦争末期に本土決戦を経て「1946年1月」に敗戦を迎えた日本。ソ連を含む各国軍によって分割占領された日本は、やがて「日本民主共和国」と「日本国」として独立。それぞれが東西陣営に属する国家となり、列島には鉄のカーテンが降ろされることとなる。両国の境界には強固な壁が建設され、国境の街となった東京は東西に分断されてしまう。
1962年の東トウキョウ。押上で暮らす19歳の杉浦エミーリャは十月革命駅(旧上野駅)の人民食堂で働く女性。その彼女が持つもうひとつの顔、それは東から西へ人々を逃がす脱出請負人としての顔。若くして危険な橋を渡る彼女を待つ未来は果たして!?
“可能性としての東京”を舞台に、壁の街で自分の道を模索する人々の物語、ここに開幕。
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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みんなの感想
シリアス (1人)
国境のエミーリャ 1
鉄道漫画の旗手・池田邦彦が挑む新境地!!『カレチ』『甲組の徹』『グランドステーション』など、数多くの鉄道漫画を生み出してきた池田邦彦が新たに挑むのは「仮想戦後活劇」!物語の舞台は、太平洋戦争末期に本土決戦を経て「1946年1月」に敗戦を迎えた日本。ソ連を含む各国軍によって分割占領された日本は、やがて「日本民主共和国」と「日本国」として独立。それぞれが東西陣営に属する国家となり、列島には鉄のカーテンが降ろされることとなる。両国の境界には強固な壁が建設され、国境の街となった東京は東西に分断されてしまう。1962年の東トウキョウ。押上で暮らす19歳の杉浦エミーリャは十月革命駅(旧上野駅)の人民食堂で働く女性。その彼女が持つもうひとつの顔、それは東から西へ人々を逃がす脱出請負人としての顔。若くして危険な橋を渡る彼女を待つ未来は果たして!?“可能性としての東京”を舞台に、壁の街で自分の道を模索する人々の物語、ここに開幕。【全193ページ】
国境のエミーリャ 2
仮想戦後活劇、同志諸君待望の第2巻!作品の舞台は、第二次大戦で本土戦の後に敗戦を迎えた日本。連合国による分割統治の後、この国は二分され日本人民共和国(東日本国)と日本国として独立。それぞれが東西陣営に属する国家となり、列島には鉄のカーテンがおろされる。二国の国境には強固な壁が築かれ東京は、国境の街となった。1962年の東トウキョウ。19歳の杉浦エミーリャは、十月革命駅(旧・上野駅)の人民食堂の給仕係という表の顔と、東から西へと人々を逃がす脱出請負人という裏の顔を持つ女性。壁の東側で、エミーリャは様々な人と交錯する。パリの芸術に憧れる民警の似顔絵師。敵性スポーツとして禁じられた野球の傍で生きたいと願う元選手。西から東へと亡命してきたイギリス人工作員。偵察任務中に東側に不時着したアメリカ人パイロット。そして彼の暗殺を狙う、死んだはずのエミーリャの兄!!?可能性としての東京を描く仮想戦後活劇、全人民待望の第2巻!!【全195ページ】
国境のエミーリャ 3
日本東西分断の戦後を描く仮想歴史活劇!時は、冷戦最中の1962年。舞台は、敗戦後に戦勝国による分割統治のあげく冷戦の激化により国そのものが東西に分断されてしまった日本。国境の街となった東京にはベルリンさながらの強固な壁が築かれ人々は往来の自由を奪われてしまった。そんな街で西への亡命を望む人々が頼るのが“脱出請負人”という存在。東トウキョウに住む杉浦エミーリャもその一人。表向きは十月革命駅(旧・上野駅)の人民食堂給仕係をしながら、裏で危険な仕事を請け負っている。当然彼女は、当局によってその身を狙われる存在。中でも民警(ミリツィヤ)国境犯罪捜査課警部・ウラゾフはエミーリャの逮捕に執念を見せる危険な男。やがて彼の地道な捜査が結実し、エミーリャの身に最大の危機が…!!ソ連による実質支配下にある日本人民共和国を舞台に赤みがかったノスタルジーを届ける都市活劇!緊迫の第3巻!!【全203ページ】
国境のエミーリャ 4
鉄のカーテンが降りた日本。仮想戦後活劇!冷戦最前線の街、1962年のトウキョウ。壁によって東西に分断されたこの街で脱出請負人として生きるエミーリャ。エミーリャは、この壁の街で様々な依頼人、その人生と交錯する。壁によって離れ離れになってしまった息子との再開を願う母の勇気。自分を東に残して亡命したという娘を捜し続ける信心深い母の祈り。エミーリャに淡い想いを抱かせる年下の青年との交流。そして更には、とある脱出作戦の背後に見え隠れする、幼い頃に生き別れたエミーリャの父親の影………鉄のカーテンによって分断された列島を舞台に、そこで生きる人々の息吹を描く仮想戦後活劇!!物語の深みと赤み増す第4巻!!【全212ページ】
国境のエミーリャ 5
【冷戦直下! 分断日本を描く赤き意欲作】大戦後、東西に分断された日本。冷戦直下、壁の街となったトウキョウを描く仮想戦後都市活劇!!時は、1963年へ────想い人を自らの手で壁の西へ送ったエミーリャは願う。いつか壁のない世界を、と。しかし、そんな想いとは裏腹にキューバ危機を回避した世界を再びの恐怖に陥れようとする“怪物”が東トウキョウに迫る───薄氷の上に在る世界の均衡は、破られてしまうのか!?奇想天外兵器・エクラノプラン登場の前後編に加え、共産圏における江戸前鮨の在り方と鮨職人の脱出劇の行方を描く“共産グルメ漫画”回。“音楽の運び屋”をテーマに、ポップグループ・TWEEDEESのメンバーが時空を越えて登場する、音楽×漫画のコラボレーションエピソードなどなど。赤み強いトウキョウを舞台とした、懐かしくも新しい娯楽大作!その小さな身体で、世界を守れ! 愛と勇気の仮想戦後活劇!!【全218ページ】
国境のエミーリャ 6
★分断なき世界を。人々の笑顔を願う物語。時は1963年。“鉄のカーテン”直下の東京は、そびえる壁により東西に分断された街。そんな東京の東側、ソ連統治下の東トウキョウで夢や愛する人との暮らしを断たれてしまった人々のために“脱出請負人”として生きる人がいた。杉浦エミーリャ。信念を持った女性。彼女は、たとえ相手が誰であろうとも人が人らしく幸せに生きられる道があるのなら、手を差し伸べようとする。エミーリャを追う立場である民警警部・ウラゾフ。難病に冒された彼の妻を救うため、エミーリャは敵ともいうべき存在であるウラゾフにも手を差し伸べようとした。だが、その判断は彼女の身に真の危機をもたらしてしまう────いつかこの国をひとつに。そんな希望は、ここで潰えてしまうのか!?生命を真っ赤に燃やす仮想戦後活劇、緊迫の第6巻!!【全214ページ】
国境のエミーリャ 7
★主義や国境に縛られない世界を、いつか!時は1963年。冷戦最前線の列島となった日本は東西に分断され、東京の街もまた「ベルリンの壁」さながらの壁により2つに分断されている。そんな東京の東側、東トウキョウで“脱出請負人”として生きる杉浦エミーリャは、様々な人生と交錯しながら生きる。アメリカに亡命し、世界初の実用的回転翼機の開発に成功した“ヘリコプターの父”シコルスキ‐。工学と生化学の博士にして、整形外科医。想像を上回るテクノロジーを生み出す天才亡命者・ポポフ。かのスターリンからも表彰をされた“機械式テレビ”のソ連邦随一の研究者・ナザロフ。そして、大戦中にソ連のために大きな働きをしたことで知られる希代のドイツ人スパイ・ゾルゲ。歴史に名を刻んだ人物が、歴史に名は残していないけど東西冷戦の時代を生きていたかもしれない人物が、物語の中で躍動する仮想戦後活劇 第7巻!ポップグループ・TWEEDEESとの音楽×漫画の三度のコラボレーションを記念した行われたスペシャル座談会の模様を巻末に特別収録!【全218ページ】
国境のエミーリャ 8
★分断された日本の、境界線上を駆けろ!時は1963年。“鉄のカーテン”によって世界は東西に二分され、日本はそれぞれが、主義を違える陣営に属する二国に分断された。東京を縦断する国境には高き壁が聳え、人々は往来の自由を奪われた───杉浦エミーリャは、分断された東京の東側で“脱出請負人”として活動する19歳。彼女は、様々な「依頼」に触れ、様々な人々や事象と向き合う。旧日本陸軍の秘密兵器・風船爆弾にまつわる脱出劇。人類初の女性宇宙飛行士の座を巡る、宇宙開発奇譚。とある変死事件を口火に、北の大地で展開する醜悪な陰謀。西側諜報機関に潜り込んだ、二重スパイの存在……分断された世界を変えるため、エミーリャは今日も境界線上を駆ける!愛と勇気の仮想戦後活劇 第8巻!【全212ページ】
国境のエミーリャ 9
★冷戦直下。分断日本で生きる人々の物語。
資本主義を掲げる西側諸国。
共産主義を掲げる東側諸国。
第二次大戦後に世界は、主義を異とする東西に分断され、日本は列島の真ん中に“鉄のカーテン”が降ろされることになった───
そして時は1963年。
杉浦エミーリャは分断された東京の東側、東トウキョウで生きる19歳。
表向きは人民食堂の給仕係をしながら、東から西へと人々を逃がす“脱出請負人”として活動している。
冷戦直下のトウキョウで、彼女は様々な人々と向き合う。
米国の偵察衛星からの放出物を手に入れた青年。
料理人を隠れ蓑に“脱出請負人”として生きる男。
西側の新幹線に対抗すべく、東欧より招集された技術者。
そして、エミーリャに尋常ならざる執着心を持つ管理官。
数多の危機を乗り越え、壁なき世界の実現のためにエミーリャは危うい均衡の上に在る今日を生きる!!【全214ページ】
資本主義を掲げる西側諸国。
共産主義を掲げる東側諸国。
第二次大戦後に世界は、主義を異とする東西に分断され、日本は列島の真ん中に“鉄のカーテン”が降ろされることになった───
そして時は1963年。
杉浦エミーリャは分断された東京の東側、東トウキョウで生きる19歳。
表向きは人民食堂の給仕係をしながら、東から西へと人々を逃がす“脱出請負人”として活動している。
冷戦直下のトウキョウで、彼女は様々な人々と向き合う。
米国の偵察衛星からの放出物を手に入れた青年。
料理人を隠れ蓑に“脱出請負人”として生きる男。
西側の新幹線に対抗すべく、東欧より招集された技術者。
そして、エミーリャに尋常ならざる執着心を持つ管理官。
数多の危機を乗り越え、壁なき世界の実現のためにエミーリャは危うい均衡の上に在る今日を生きる!!【全214ページ】
国境のエミーリャ 10
愛と勇気の仮想戦後活劇、第10巻!1963年。世界は主義を異にする東西に分断されている。片やアメリカ合衆国を中心に資本主義の旗の下に集う西側諸国。片やソヴィエト連邦を中心に共産主義の旗の下に集う東側諸国。そして日本は、列島の真っ只中に“鉄のカーテン”が降ろされた分断国家として存在している。杉浦エミーリャは聳える壁によって分断された東京の東側東トウキョウで生きる20歳。表向きは人民食堂の給仕係をしながら、東から西へと人々を逃がす“脱出請負人”として活動している。彼女はこの世界で様々な人に出会う。厳しい検閲中でも、自分の“映画館”を守ろうとする館主。遙かドイツから“Uボート”に乗って19年ぶりに帰郷した、“この戦後”に納得出来ない未だ戦中を生きる帝国海軍の水兵たち。風前の灯火の日本酒文化を残したいと願う造り酒屋。東西融和時代に活躍するも、今はもうその存在をほとんど忘れ去られてしまった歌手。この壁は誰の為のものか!?信念は、分断を凌駕するか!?己を貫くエミーリャの物語、第10巻に到達!!【全218ページ】
国境のエミーリャ 11
★舞台は冷戦直下の分断日本。仮想活劇!
1963年。“冷たい戦争”によって東西が対立している世界で、日本は国そのものが二国に分断されてしまっている―――
十月革命駅の人民食堂で給仕として働く杉浦エミーリャは、東トウキョウで
東から西へ人々を逃がす“脱出請負人”としての顔を持って生きる20歳。彼女はこの街で様々な事象と対峙する。
東西が開発競争で鎬を削る超音速旅客機を巡る陰謀。
ソ連とアメリカがアラスカの地の所有権を巡る緊迫状況。
美しさを永遠のものにする施術・エンバーミングに取り憑かれた男の狂気。
世界がいつか、この分断を乗り越える未来を信じ、エミーリャは今日も境界線上を駆ける!!【全218ページ】
1963年。“冷たい戦争”によって東西が対立している世界で、日本は国そのものが二国に分断されてしまっている―――
十月革命駅の人民食堂で給仕として働く杉浦エミーリャは、東トウキョウで
東から西へ人々を逃がす“脱出請負人”としての顔を持って生きる20歳。彼女はこの街で様々な事象と対峙する。
東西が開発競争で鎬を削る超音速旅客機を巡る陰謀。
ソ連とアメリカがアラスカの地の所有権を巡る緊迫状況。
美しさを永遠のものにする施術・エンバーミングに取り憑かれた男の狂気。
世界がいつか、この分断を乗り越える未来を信じ、エミーリャは今日も境界線上を駆ける!!【全218ページ】
国境のエミーリャ 12
★始まりの物語。エミーリャ ビギンズ!
時は1963年。
冷戦まっただ中の世界にあって、日本は国そのものが二国に分断。
両国の境界線上に在る東京は強固な壁が聳える国境の街と化した。
杉浦エミーリャは東トウキョウで東から西へと人々を逃がす“脱出請負人”として生きる20歳。
彼女はなぜ危険を承知でこの仕事に従事するようになったのか。
それは溯ること6年の1957年。エミーリャが14歳の日々にきっかけがあった―――
エミーリャ ビギンズ!
彼女の始まりの物語!!【全218ページ】
時は1963年。
冷戦まっただ中の世界にあって、日本は国そのものが二国に分断。
両国の境界線上に在る東京は強固な壁が聳える国境の街と化した。
杉浦エミーリャは東トウキョウで東から西へと人々を逃がす“脱出請負人”として生きる20歳。
彼女はなぜ危険を承知でこの仕事に従事するようになったのか。
それは溯ること6年の1957年。エミーリャが14歳の日々にきっかけがあった―――
エミーリャ ビギンズ!
彼女の始まりの物語!!【全218ページ】
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