本の懐胎他2篇 黒谷知也作品集 分冊版1
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黒谷知也作品集 分冊版
友人が本を妊娠したという。医者に堕胎を促され、周囲に正気を疑われながらも、彼女はひとりで産む決心をする。――「本の懐胎」
一人目の夫に頼まれて買ってきた漱石の『草枕』。二人目の夫との暮らしを始めても、その本を手放さずにいる。――「草枕のこと」
異世界の海には本のような形態の生き物が棲息しており、バムートと呼ばれている。バムートのページはほぼ透明に近い半透明で薄い青色の文字が書かれている。――「海の本―バムート―」
漫画31頁・全44頁
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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みんなの感想
コーヴェ・アンネイの図書館 黒谷知也作品集 分冊版2
南条が訪れたのは、この世ならざる空間、広大な書架の中にあるコーヴェ・アンネイの図書館だった。彼女はそこで司書アサキと検索人ウイノに出会う。当館ではどのような本も用意しているというアサキに、南条は、自分が求める本はもう存在していないと語る。【全45ページ】
鳴鶏他2篇 黒谷知也作品集 分冊版3
鳴鶏(メイケイ)という鳥がいる。希少種である。彼らは羊や山羊のように「メエ」と鳴く。この「メエ」は朝一番の「メエ」だけ具現化する。そして高級食材として珍重されている。【全45ページ】
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