陰の間に花【単話版】

絵が綺麗でとても面白いです。今後が楽しみな作家さんでしたが、ご病気で残念なことでした。

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ん〜、このお話は最終話に般若の話でああ、ナルホドと思いました。般若の面って一見して鬼ですよね。でも男か女かと問われると…？？ 実はコレ、嫉妬に猛り狂った女人の生成りの果ての鬼なんですねー。最終話に葵の上の語りがありますが、光源氏があちこちに女人を囲って通い婚みたいに浮き名を流してた頃、六条御息所に執着していて(かなりの年増女)正室である葵の上はことさら嫉妬に猛り狂ってて、光の君が優しく接してくれようとするのだが、気位が高い葵は心にも無い態度でツンツンする。がしかし、光源氏との御子が授かると、源氏も御息所の家に足が遠のいて、御息所が嫉妬に狂って果ては怨霊となって葵の上の枕元に立つ。そのせいで葵の上は亡くなった。といういきさつだったような気がします。安倍晴明の話の中でも、嫉妬に猛り狂った女人が夜中、ワラ人形に五寸釘を打ち付けて生成と化す場面もある。情念ですねー。余談が長くなりましたが、このお話は主人公が若い男なんですが、薬師に抱かれてても旦那様の事を忘れられず情念を燃やす。 BＬですねー。角がだんだん伸びていく。しかし、薬師の本心を知り、旦那様の死で嫉妬の炎が消え、角も落ちる。心が吹っ切れたんだね。旦那様の恩は二人にとっても繋がりがあるし、吹っ切れた事で新たなスタートが切れた。これからは二人で目指す道を歩いて行けばいい。あとは紫苑が再び角が生えない事を祈ります。薬師のセンセ、浮気はダメよ…！

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最後は、思いが実ったのに最後の最後で、また災難がやってくるなんて思いもしませんでした‪( ;ᯅ; )‬

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良きとしか言えないコンセプトに歓喜ヽ( ＾p＾)ノ 訳ありな感じの褐色薬師に蔭間上がりに見えない愛情に一方通行loveに角のような疾患とちょっとファンタジー入ってる設定がもうドスドスズドンと心の臓に突き刺さりました。また作画もお美しく、、、(〃ω〃) まとまり待ち購入我慢中っくっググっ、、、orz

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表紙から異種間ものなのかなと思ったのですが、1巻サンプルを読んで違うと解り、その話の流れが気になって購入。次々と買ってしまいました。稀に見かける、雰囲気だけで何も調べず考えていません。というものではなく、話としてもしっかりと読めて満足できる一品でした。

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