狂四郎2030 13
西暦2030年。電子管理センターに行政監察官・二条ひかるが赴任する。汚職役人の死刑執行人・ひかるは、日本を支配するゲノム党総統・二条憲政の息子だった。さらにもう一つの顔が。ひかるが作ったリアルゲームのような島「アルカディア」の首相・ユウキだった。【全216ページ】
この作品の他の巻
【全20巻】完結
狂四郎2030
西暦2030年。第三次世界大戦が終結して5年後の日本だ。核ミサイルによる戦争は、80%に及ぶ地球上の人間を消滅させていた。生き伸びた狂四郎は、空を警護するヘリ巡査になっていた。そんなある日、科学者の脳を移植された言葉を話す犬・バベンスキーと出会う。
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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バイオレンス (2人)
切ない (2人)
カッコいい (1人)
リアル (1人)
狂四郎2030 1
西暦2030年。第三次世界大戦が終結して5年後の日本だ。核ミサイルによる戦争は、80%に及ぶ地球上の人間を消滅させていた。生き伸びた狂四郎は、空を警護するヘリ巡査になっていた。そんなある日、科学者の脳を移植された言葉を話す犬・バベンスキーと出会う。【全246ページ】
狂四郎2030 2
西暦2030年。日本は厳しい男女隔離政策を敷いていた。不満を抑えるため、国民にはバーチャSEXというコンピュータによる疑似性交マシンが与えられた。狂四郎もその一人。バーチャ恋人の志乃とは相思相愛。愛し合う二人は、仮想世界でささやかな結婚式を挙げる。【全214ページ】
狂四郎2030 3
西暦2030年。狂四郎はバーチャ世界の志乃が実在することを知る。バーチャSEXを通して、志乃に迫る危機を感じた狂四郎は、バベンスキーを伴い、北海道へ救出に向かう。バーチャの志乃とは、中央政府電子管理センターで働く実在のユリカであった。【全214ページ】
狂四郎2030 4
西暦2030年。ユリカに一目惚れしていたエリート少将・八木は猛アタック。遺伝子操作で生まれた八木は冷徹で残忍だった。ユリカのバーチャ恋人・狂四郎が実在すると知って大激怒。ジェットバイクでユリカを連れ出し、女に飢えた囚人だらけの農場に解き放した。【全224ページ】
狂四郎2030 5
西暦2030年。女に飢えた囚人たちに囲まれるユリカ。危機一髪、凶暴化した八木が囚人たちを皆殺しに。管理センターに戻ったユリカは「狂四郎のほうがもっと強い」と八木を挑発する。斬っても死なない八木。だが死闘の果て、狂四郎はついに八木の息の根を止める。【全216ページ】
狂四郎2030 6
西暦2030年。志乃(ユリカ)を救出するため北海道を目指す狂四郎は、国家反逆者として政府軍に追われていた。追う政府軍の白鳥は狂四郎の旧友だった。再会は斬り合いとなり、白鳥は深手を負う。だが通りがかった反政府軍ゲリラの名医が手術、一命を取り留める。【全240ページ】
狂四郎2030 7
西暦2030年。狂四郎は反政府軍ゲリラのアジトにいた。政府軍に洗脳されている白鳥は、傷が癒えたら脱出して、このアジトを襲うつもりでいた。だが言葉をしゃべれないマイカを愛してしまい、二人でアジトを出る。洗脳の解けた白鳥は、狂四郎と共に政府軍を討つ。【全240ページ】
狂四郎2030 8
西暦2030年。ユリカは「電子特殊開発室」へ出向となる。そこには天才プログラマー・ハルがいた。ユリカの異動は狂四郎の力を借り、ハルが大切に想う13歳の少女・さおりを救出するためだった。ユリカに懇願され、狂四郎は女たちの収容所・オアシス農場へ潜入する。【全214ページ】
狂四郎2030 9
西暦2030年。狂四郎は女たちの収容所・オアシス農場へ潜入する。目的は、ユリカの上司・ハルが大切に想う少女・さおりの救出だ。そこで狂四郎は、少女たちを守るアザミに出会う。その優しい心と体に触れ、さおりと一緒にアザミも救出すると誓う狂四郎だった。【全241ページ】
狂四郎2030 10
西暦2030年。さおりとアザミを救出して潜水艦に乗せた狂四郎は、本来の目的である志乃(ユリカ)救出のため、北海道へ向かう。途中の山形で、政府軍陸軍大尉・八角秀明を助ける。大尉は、犬のバベンスキーに移植された脳の持ち主・八角清高博士の息子だった。【全214ページ】
狂四郎2030 11
西暦2030年。狂四郎は英国製殺戮生物・Sとたびたび闘っていた。Sは多くのオアシス農場を壊滅させていた。Sの破壊を命じられていた八角大尉を助けた縁で、Sと闘う狂四郎。勝ってもとどめを刺さずに解放すると、次に闘った時のSはバージョンアップしていた。【全218ページ】
狂四郎2030 12
西暦2030年。殺戮生物兵器・Sは英国製ではなかった。闘うたびに進化を遂げるSは、日本を支配するゲノム党がオアシス農場壊滅のため作っていたのだ。壊滅した農場には農耕用ヒューマンが送られた。Sとの死闘は3度目、狂四郎は肉を切らせて骨を断つ作戦に…。【全222ページ】
狂四郎2030 13
西暦2030年。電子管理センターに行政監察官・二条ひかるが赴任する。汚職役人の死刑執行人・ひかるは、日本を支配するゲノム党総統・二条憲政の息子だった。さらにもう一つの顔が。ひかるが作ったリアルゲームのような島「アルカディア」の首相・ユウキだった。【全216ページ】
狂四郎2030 14
西暦2030年。狂四郎は理想郷のような島、アルカディアにいた。島の首相・ユウキにはもう一つの顔が。日本を支配するゲノム党総統・二条憲政の息子、ひかるだ。アルカディアに志乃(ユリカ)と住みたいと願う狂四郎は、猛獣・フェンリルの大群を退治するが…。【全218ページ】
狂四郎2030 15
西暦2030年。狂四郎は二条ひかるの軍勢相手に一人で闘っていた。人質に取られた志乃(ユリカ)の無事を確認するとパワーは全開。そこへ島民もかけつける。アルカディアの首相・ユウキがゲノム党総統の息子・二条ひかるだと知って、クーデターを起こしたのだ。【全214ページ】
狂四郎2030 16
西暦2030年。狂四郎は志乃(ユリカ)が働く中央政府電子管理センターのすぐそばまで来ていた。あたりには地雷が埋められていた。教えてくれたのは、僧の無明。彼はセンターに幽閉されている双子の兄・光明を救出しようとしていた。二人は協力して潜入を試みる。【全216ページ】
狂四郎2030 17
西暦2030年。狂四郎は志乃(ユリカ)が働く電子管理センターの地下牢にいた。潜入を手伝った反ゲノム組織「まほろば」は、狂四郎とユリカを第三国の工作員だと疑っていた。狂四郎は牢獄で襲ってきた囚人を皆殺しに。それは格闘技カジノに出場する予選だった。【全216ページ】
狂四郎2030 18
西暦2030年。狂四郎は格闘技カジノで連勝していた。勝てば試合後の10分間、エレベーターで志乃(ユリカ)と密会が許される。生身の二人が初めて会った日、互いに“愛”を確信する。だがそれは、ユリカを洗脳して操ろうとする「まほろば」の心理作戦だった。【全212ページ】
狂四郎2030 19
西暦2030年。反ゲノム組織「まほろば」に裏切り者が。志乃(ユリカ)に恋慕する西城だ。「まほろば」による無明の兄・光明を救出する作戦は、ゲノム軍の中枢にまで知れ渡る。ところが、総統・二条憲政はすでに失脚しており、光明と手を組み復権を企てていた。【全218ページ】
狂四郎2030 20
西暦2030年。失脚していた二条憲政が企てた「まほろば」のクーデターは失敗に終わる。大混乱の中、脱出した狂四郎は必死になって志乃(ユリカ)を探す。志乃も狂四郎に見つけてほしくて飛行場へ。やがて、狂四郎と志乃とバベンスキーを乗せて、機は飛び立った…。【全231ページ】
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