銀のヴェンデッタ

まずはじめに購入はおすすめしません。正直2巻で打ち切りという時点で地雷です。ただ、設定は吸血鬼vs人間というありきたりながらも、もう少しプランと広報をキッチリしていればもしかしたらいい作品になったのかもしれないという一点において星4です。それに主人公の何が何でも屈さないスタイルは結構好きでした。もう少し出来事に対してある程度冷静に判断できる主人公のほうが良かったかも？でも、すぐに落ち込んだりしたりする主人公じゃないのでそこそこストレスフリーでした。しかも能力が高くないので勝てないとか力が足りない的な物語にある程度必要なストレスもしっかりあったので良かったです。（一巻の段階では）まあ、打ち切りが決まったのも早そうだったので2巻からは盛り上げようとするだけして尻すぼみです。（これは正直仕方がない）ただ、画力とかアイデアなら作者の能力は高い方だと思います。正直、売れる可能性のあった漫画が消えるっていうのを目の当たりにした気がします。編集者の問題もありそうですし角川の利益だけを考えているかのような方針とかのせいでいわゆる不作が続いているのかなぁと言うのを感じさせられた作品でした。（まあ昔はよくそう言われていたので今は知りませんが）漫画業界自体なんだか面白くない作品で溢れていっているような気がします。いわゆる商業用作品の増加なのかなぁ、、、

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