恐喝（ゆすり）

刑事フランクの恋人アリスは、仕事でなかなか会えないフランクに嫉妬し、レストランで偶然居合わせた画家に誘われるまま、男のアパートについていく。しかし、そこで男に襲われたアリスは、過って男を殺してしまう。警察の一員として事件の捜査を開始したフランクは、彼女が犯人であることを見抜き、証拠となる遺留品を慌てて隠す。ところが、事件当日付近を歩いていた浮浪者が事件の真相をネタに、二人を恐喝しはじめ……。イギリス初のトーキー映画はヒッチコック作品だった！　ヒロインが自分が犯した罪の恐怖におびえる様をある言葉を反復させることにより描いた有名なシーンなど、アルフレッド・ヒッチコックの演出が冴えわたる。サイレント的手法とトーキー映画としての手法が入り混じった珍しい作品。

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• 4

  るびさまさん

  2017-01-07
  ※このレビューにネタバレが含まれています。

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  ヒロインはわがまま娘の割りに男を頼るし、彼氏の刑事も公私混同してるし、ゆすってくる男も含め主要人物がろくでなしばかりですが、最後のヒロインのアリスの決断に私はすっきりしました。

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