私は司会者【電子限定描き下ろし漫画付き】

村上キャンプさんの作品にド・ハマりするきかっけになった作品です。

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作者さん買い。独特過ぎるストーリーですが、ついつい読んでしまいました。

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作者さんの作品では一番好きな本かもしれません。甘々とかラブラブとは違い、始まりから終わりまで病んでるなーと思う本。病み系苦手ですが、絵のテイストがライトなので嫌な気持ちにはなりませんでした。受けが病んでるのはもちろん、攻めもちょっとやばそう。個人的には番外編で書かれている大学生×おじさんサラリーマンのお話が可愛くてよかったです。

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発売年の2017年に購入し、定期的に読み返しては花城さんの歪みに触れて興奮しています。先生の作品の中で一番好きなお話です。今回また読み返し、やっぱり最高だったのでレビュー投稿しました。村上キャンプ先生の作品は、愛や癖ゆえに突き抜けたキャラクター（「スクリーン」の野々宮さんとか、「蔑んでください、泉川さん」の純ちゃんとか）が出てくるのが大好きなのですが、今作の花城さんも仕事とプライベートの二面性のギャップの危うさが非常に魅力的です。Tシャツ君こと風牙君も、可愛さとヤバさが見事に同居していて大好きです。キッチリしたスーツ前髪上げ黒髪成人男性受けが性癖な方は是非（前髪が行為中に下りてるのが苦手な方は注意してください）ご一読いただきたい作品です。ラストも完全ハッピーというわけではなく、どこか仄暗いお互いの執着心が見えて余計に興奮しました。この2人のお話がもっと読みたいなと思います。

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村上キャンプ先生の作品、やっぱり面白い。変わり種で最初ちょっと戸惑いましたが、心理描写が巧みでグイグイ読ませます。甘いラブラブとかはないですが、シュールで可笑しみがあってクセになる。人間のリアルなところに切り込んだなぁと思いました。最後救われたのかわからないし、めでたしめでたしではないんだけど、どんなに愛し合っている恋人同士だって、相手の全ての穴を埋められることなんて出来ないし、欠けたところがあるのが人間だよなぁと考えさせられました。

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