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純潔の囚われびと

著者山下友美
原作ケイト・ヒューイット

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作品詳細

カダールの新国王と結婚することになった島国サリアの女王エレナ。ところが、かの国を訪れたとたん謎の男カリルに囚われてしまう。しなやかな黒豹を思わせる彼は金色の瞳でエレナを見すえ、自分こそがカダールの真の王だと告げてきた。そしてエレナは砂漠の村へつれ去られてしまうが、カリルのやさしさに触れる。「目に見えるものが、すべてじゃない」そう語る彼の言葉に正義を感じ、エレナはカリルに心を開きはじめるが、王座を狙う彼にとって、私は捕虜でしかないわ。

（c）TOMOMI YAMASHITA／KATE HEWITT

（※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています）

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5
シリウスさん

2020-03-25

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人をなかなか信じられない今の時代において信じる人がいる幸せを噛みしめながら読みました。信頼できる人がいる幸せを感謝出来る作品でした。

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5
ココナッツさん

2018-09-05

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シリーズ作品から来ました。こちらもとても面白かったです。

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5
mayuさん

2018-06-20

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女王を誘拐したカリルは、実は前カダール王の第一婦人の子で新国王アジズの親戚一族の企みによって追放された第一王子だった。そのことでアジズを恨み、国王に相応しくないと考えての行動だったが、実際に話をしてみるとアジズは悪い人物ではなかった。シャドへ行く途中、エレナはカリルと結ばれますが、アジズが替え玉のオリビアと結婚したと聞くまでは、アジズと結婚するつもりでいたんだよね？カリルとの子供を妊娠していても、そしらぬ顔で産むつもりだったのかな？その子をカダールの世継ぎにすれば、カリルの恨みは果たせましたね？でも　そんなことにはならず、ちゃんとカリルと結婚できて　めでたし　めでたし。

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5
おコメさん

2017-10-12

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「王と身代わりの花嫁」と連作になっていたんですね。両方読んで、各話物足りないところが補完されて読み応え充分でした。こちらのヒロインもより女王らしく、もうひとりの身代わりも、外交官の娘ということでもともとの素質はあったんでしょうが、真の女王らしくなっていくところが良かったです。

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rinnさん

2017-05-23

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キャタクターが一国の王子と女王では確かに庶民の自分には感情移入し辛いかも…と思いましたが、それを差し引いても絵とお話が良いです。キャタクターもいいし、読後感が良いので幸せ気分に浸れます。もう一人の王子も何かありそうですね。

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