赤い狼

司法機関の奥に、直接刑を執行する機関がある。暗殺――それがファッションデザイナー・宮　桜子（偽名）に与えられた任務だった。中学2年の時に母が死刑判決を受け、彼女の人生は狂いだす。凄まじい少女期を一人で生き抜き、彼女は過去を捨てて「宮　桜子」となった。だが、そんな彼女を再び後ろ暗い世界に引き戻したのは、「法」の側の人間だった。母の命と自らの過去を人質に取られた彼女は、女の体と羅漢拳を武器に、法の暗殺者としての道を歩み始めた……！

（※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています）

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• 2

  gomameさん

  2017-09-02
  ※このレビューにネタバレが含まれています。

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  話としては面白いんだけど、突っ込み所満載過ぎて。そもそも死刑執行命令書は警察の管轄でなくて法務本省の刑事局の管轄でそこが法務大臣に命令書をあげて大臣が署名したら執行されることになっているのに。荒唐無稽だからすべてがデタラメで良いとはならないはず。主人公がこの組織からの命を受けて仕事をするというストーリーの根底をなす部分だけに。その組織だが警察が正義の鉄槌を下す組織であるはずもなくおとぎ話にしてもねって感じ。おまけ、高層ビルの窓って飛び降りることができるくらいには開かないし。

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