ココロニイツモ

不思議な作品でした。他の方のレビューを読んで購入を決めました。東海林さんとタイのなんとも言えないほのぼの感。さらに二階に店を構えるサトコさん。そしてゲイバーのママ達郎さん。みんな素敵で嫌なことなんて何もなく…ラストが気になったけれど「そう来るか」何度も読み直してしまいます。

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とても好きです。2人がごくごく平凡に幸せにしてる所を、もっともっと見たいです。

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中古レコード店主×記憶喪失の訳あり青年の何気ない日常生活が心に染みます。記憶喪失の青年は、音楽・メロディーい関する記憶だけ異常に優れていて、そこからいろんなエピソードが生まれていくストーリー展開がもう憎いくらい巧みです。わたしはレコード屋に間借りする雑貨店主のさとこになりたい。さとことして、この２人をずっと見守っていきたい。そう思うくらい、このお話が好きです。エロはほとんどないけど、心いっぱいに愛を感じたい人にオススメです。

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☆4.5 Voi che sapete(恋とはどんなものかしら)。各話に歌モチーフが絡めてあって、特にこのフレーズと｢カノン｣の使い方が印象的でした。タイの訳ありの伏線を辿っていく感じもなかなか面白かった。ただあの路線で回収するなら、もう少し掘り下げて欲しいかな。タイの健忘はかなりのレベル。でも音楽に関してはサヴァン的。商店街仲間が皆いい人で、そんなタイを優しく受け入れています。｢キス｣も｢好き｣も分からないタイだけど、その真髄を誰も明確には説明できなくて…。母的なさとこちゃんと達郎ママからヒントを貰い、模索しながら体感していく過程は琴線ものです。

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記憶喪失で音楽記憶の天才。独創的な設定。音楽に紐づけられた記憶って、ああ～あるあるって思わせられた作品。エロは期待しないで読んでいただければよろしいかと。

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