ヌエの絵師(12)
その肖像画で生者の魂を奪い、死者の魂を蘇らせると噂のヌエの絵師の心温まるヒューマンストーリー――。大東亜戦争勃発。英二郎のもとに靖国で再会を誓った友のために絵を書いて欲しいという依頼が来た。しかし、完成した絵を友に拒否されてしまう……。桜の下で君を待つ……。生きることへの未練に苦悩する男たちの葛藤は。そして、画学校の卒業制作のモチーフに悩む義則に、師であるヌエの絵師の助言はまったくなく……悩む弟子だが。全5作品を収録。【全222ページ】
この作品の他の巻
【全14巻】完結
ヌエの絵師
生者を描けば魂を奪い、死者を描けば蘇らせるという噂の肖像画家。彼は「ヌエの絵師」と人々に呼ばれている。彼のもとにやって来る依頼者は、何を想って絵を描いてもらうのか。レトロな時代感と端正な画風が、深い人間ドラマを展開させるシリーズ。
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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みんなの感想
深い (23人)
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泣ける (14人)
独創的 (11人)
ヌエの絵師(4)
「ヌエの絵師」の偽者が現れた。その絵が贋物と見抜いた画学生は、本物のヌエの絵師に会いに行くのだが…。また、亡き彫師の夫が残した自分の背に残る天女を絵にして欲しいという依頼が来た。天女は英二郎にとって亡き恋人を思い出させる題材で…【全210ページ】
ヌエの絵師(5)
死者の魂を、その肖像画で蘇らせ、生物の魂を奪うと噂される「鵺の絵師」菅沼英二郎と依頼者の感動物語。夫の死により家を出ることになった妻が、いまだ家を彷徨う夫の魂を絵にとどめてほしいという依頼など、4編と、シリーズ初の番外編を収録。【全209ページ】
ヌエの絵師(6)
その肖像画は生者を描けば魂を奪い、死者を描けばよみがえらせると噂される菅沼英二郎は「(ぬえ)の絵師」と呼ばれていた。英二郎は、陸軍を志願するも事故死した男の本心を描き出す。【全209ページ】
ヌエの絵師(8)
彼が描く肖像画は生者の魂を奪い死者を蘇らせる、と噂される天才画家・菅沼英二郎。大人気流行歌手からの依頼は、今は亡き自分の婚約者とその恋人の肖像画だった。空っぽの歌と批評されていた彼女がなぜ生まれかわったのか、ヌエの絵師が暴いてゆく。【全210ページ】
ヌエの絵師(9)
秘かに想いを寄せた男が戦死した。出兵の前日、男が想いを込めて描き上げた彼女の肖像画は裸婦像だった。その絵を巡り、遺された人々が葛藤する──。生者の魂を奪い、死者を蘇らせると噂の天才絵師と依頼者のヒューマンドラマ。【全209ページ】
ヌエの絵師(10)
胸を打つ感動のヒューマンドラマ最新巻。余命わずかな母が気にかける男性。それは父ではなく、母が嫁ぐ際一緒に連れて来た使用人だった。複雑な思いを抱えながら母のため男性の肖像画を依頼する娘は……。長編3部作「月を追う人」も収録。【全211ページ】
ヌエの絵師(11)
生者の魂を吸い取り、死者を蘇らせると噂される“(ぬえ)の絵師”。子供の頃、自分の代わりに母の無事を確認しに出たまま帰らぬ人となった家政婦さんの絵をという依頼。英二郎に吐露する悔いや思いが肖像画になり、依頼者の心を癒やしていく。【全215ページ】
ヌエの絵師(12)
その肖像画で生者の魂を奪い、死者の魂を蘇らせると噂のヌエの絵師の心温まるヒューマンストーリー――。大東亜戦争勃発。英二郎のもとに靖国で再会を誓った友のために絵を書いて欲しいという依頼が来た。しかし、完成した絵を友に拒否されてしまう……。桜の下で君を待つ……。生きることへの未練に苦悩する男たちの葛藤は。そして、画学校の卒業制作のモチーフに悩む義則に、師であるヌエの絵師の助言はまったくなく……悩む弟子だが。全5作品を収録。【全222ページ】
ヌエの絵師(13)
最強の守護神とともに戦地へ!! 英二郎の弟子・義則に召集令状が届く。義則は親しい人たちに何も告げず絵を送って戦地へ向かう。結婚した夫妻は召集を逃れるため自ら致命的なけがを負うが……。戦時下の人々の苦悩を描く、全5作を収録。【全218ページ】
ヌエの絵師(14)
激動の時代を生きた稀代の絵師と依頼者たちの物語が遂に完結!! 召集された英二郎が乗った列車が米軍機に銃撃された。東京大空襲直前、戦況が厳しくなるも東京に残った人々の生死は……。読み切り作品も収録!!【全246ページ】
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