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闇がすごい！ 最後まで息がつけない面白さだった。 初めはただの多重人格ものと思ったけど、そこからさらに、ふた捻りくらいされていた。続いてたら読むのに！

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●原作の今邑彩さん、小説のファンでずっと追いかけ続けていた作家さんでした。宮部みゆきさんみたいな、いつもスポットライトが当たっているメインストリートにいる方ではなかったけれど、その手から生まれた作品はどれも質が高く、誠実に面白さを追求し続けた作家さんでした。しばらく新刊が出ないなあと気にかけていたら、亡くなられたことを知ったあの時は、本当に悲しかった。この漫画を手に取ったのは、今邑先生への思いもあったからです。　●多重人格をテーマにした作品です。小説を初読みした時も面白かったけれど、その面白さがそのままストレートに伝わってくる三冊です。絵柄は好き嫌いがあるかもしれませんが、私は合っていると思うな。ホラー要素のある作品には、少年漫画でも少女漫画でもない、青年漫画カテゴリーに属する絵柄があっている気がします。　●レビュアーのなかに、「早いうちに犯人がわかった」と低評価の人もいますが、意地悪をいうと、そういう人はたぶん理論的に犯人がこの人だと説明できるわけじゃないと思います。今まで読んできたミステリーやホラーのストーリーが頭にあって、「意外な人間に決まってる、だとしたらこの人だろう」──たぶんそんなふうに勘を働かせただけじゃないかな。この物語は、読み進めていくうちに犯人かもしれない人間が少しずつ絞られていく流れもとても面白い。「この人が犯人なんじゃない？」と思っていても、読者に「もしかしたら違うかも」と疑わせる展開が素晴らしい。そして、犯人がわかっても、当人の心の内は最後までちゃんと読まないと知ることはできないしね。●ラストもよかった！　私はほかでは見たことない終わり方でした。オススメです。

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さすが小説が原作なだけあり、よく作り込まれてると感じました。最後の最後まで、予想に反する展開で大変面白かったです。いろんな極悪人格が出てきますが、晴海の母が諸悪の根源と思ったのは私だけ？

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最高です。途中で、先が読めそうな展開？と感じたけど、更に上を行く展開でした！読みきってから、ああーそのタイトルかと納得。久々に満足感。

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1巻が無料だったので、結局全巻購入。怖くて、面白かったので、後悔はない。あんまりおもしろすぎて、映画まで見てしまったが、こっちは原作とは大違いな凡作。

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