拳児 21
拳児が、心の底からあこがれた拳法“八極拳”。その確立の過程のなかで、強さが伝説にまでなった男がいた。李氏八極拳の創始者であり、神槍と称された彼の名は───李書文。八極拳の根元と、戦う男の誇り高き生きざまが、今ここに!!【全192ページ】
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【全21巻】完結
拳児
「みんなと仲良くするため、強くなりたい」風変わりな祖父・侠太郎の薫陶をうけ、元気いっぱいの“やんちゃ”に育った少年・剛拳児。持ち前の正義感と祖父直伝の『頂肘』がうなる時、さわやかな風が舞う。拳児、強し!!
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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拳児 1
「みんなと仲良くするため、強くなりたい」風変わりな祖父・侠太郎の薫陶をうけ、元気いっぱいの“やんちゃ”に育った少年・剛拳児。持ち前の正義感と祖父直伝の『頂肘』がうなる時、さわやかな風が舞う。拳児、強し!!【全190ページ】
拳児 2
小学4年の夏を迎えた剛拳児。そして今、真夏の太陽のもと、祖父・侠太郎と共に、拳法・八極拳の本格的な修業を開始。それは“より強く”なるためであり『やんちゃ小僧』から『侠気ある男』への第一歩。拳児、学ぶ!!【全186ページ】
拳児 3
祖父・侠太郎と別れてから、5年。剛拳児、中学3年。あの“やんちゃ坊主”も、高校進学問題、さらに、ふとしたことから巻き込まれた暴走族との確執と、むずかしい年頃。そして、少女・晶と懐しの再会。拳児、揺れる!!【全186ページ】
拳児 4
「武を以て友に会う」──拳法を通じて、新しい友達に出会う。高校入学そうそう相撲部主将・藤吉とタイマンを張った拳児。勝ったはいいけど、一日にして有名人。そのうえ、今度はボクシングに挑戦。拳児、打つ!!【全188ページ】
拳児 5
人のめぐりあいとは不思議なもの。「必要な段階に到った時、師は目の前に現れる」ということわざのとおり、拳児の前に、八極拳を使う老人・張仁忠が現れた。これも天の導きか、大いなる運命か!?拳児、出逢う…!!【全184ページ】
拳児 6
張仁忠のもとで、本格的な修業を開始した拳児。だが拳児の拳法を“お遊び”と嘲笑う少年トニー・譚が出現。しかも拳児は、譚のくり出す洪家拳の一撃をうけ、敗北の辛さを知る。拳児、くやしさを秘め雪辱を決意す!!【全192ページ】
拳児 7
八極拳を正しく伝えられる者として、中国人社会の実力者たちの集い“ユニオン”の支持を得た剛拳児。その前途には、壮大な世界が広がりつつあった。だが、またしてもトニー・譚の執拗な黒き影が…拳児、怒る!!【全192ページ】
拳児 8
拳児、拳法の本場・台湾に立つ。拳児を迎えてくれたのは、蟷螂拳の使い手・蘇崑崙。驚くべきことに蘇の師・劉月侠は、拳児が憧れる八極拳の達人・李書文の最後の弟子だった。いま拳児、よき師のもとで技と心を学ぶ!!【全178ページ】
拳児 9
米軍特殊部隊の精鋭を向こうにまわし、小柄な師・蘇崑崙の秘拳が炸裂。圧倒的な体重差さえも超越する中国拳法の神髄と、“武徳なき者に、武術を学ぶ資格なし”と、諭す功夫・蘇の姿に、いま拳児の血、熱くたぎる!!【全192ページ】
拳児 10
剛拳児、いま李書文直系の八極門に正式入門。居並ぶ中国武術の同門兄弟をまえに、日本人初の“家族”として認められ、生涯、仁と義のために生きることを誓う拳児。念願の八極門入門の日、拳児、大きく輝く!!【全190ページ】
拳児 11
実り多き台湾での修業を終え、拳児、香港へ旅立つ。劉月侠、蘇崑崙をはじめ、さまざまな“師”との忘れ得ぬ思い出と共に…目的地は、閻大旺の待つ20世紀最後の魔窟・九龍城。活劇都市・香港をまえに、拳児高ぶる!!【全190ページ】
拳児 12
九龍城の実力者・閻大旺の姪・勇花が誘拐された。その背後には、香港の闇の世界を支配しようとする無法集団“天友楽”の影が…いま卑劣きわまるジョニー・王に対し、拳児怒る!!北派八極拳VS.南派蛇拳、激突!!【全184ページ】
拳児 13
台湾から香港。そしてたどりついた八極拳発祥の地、中国・河北省滄州。幾多の武術を生んだここは、行方不明の祖父・侠太郎を捜しだせる、唯一の土地でもあった。期待と不安に胸おどらせながら、拳児、悠久の大地に立つ!!【全180ページ】
拳児 14
吹き荒ぶ黄塵の中で、拳児を助けてくれた老人。なんと彼は回教の八極拳・猛村八極拳の最長老・丁清真老師だった。祖父を捜しだすため、孟一族の消息をたずねまわる拳児の前に、新たなる実戦の拳法が…拳児、息をのむ!!【全178ページ】
拳児 15
八極拳の発祥地・河北省・滄州で、ついに祖父・侠太郎の手がかりを得た拳児。だが侠太郎は、8年前“最高の拳法”を捜しもとめ、すでに河南省へ旅立っていた。いま拳児、祖父を追い中国大陸を北から南へ。拳児、拳法ひとり旅!!【全192ページ】
拳児 16
太極拳の発祥の地・陳家溝をめざし、ひたすら旅を続ける剛拳児。だが、その途中の小さな村にも、拳児より強い男がいた。拳児敗れる。そして今、敗北のくやしさを胸に秘め陳家溝へ。拳児、太極拳の真髄をもとめ、化勁を学ぶ!!【全186ページ】
拳児 17
“漢民族の秘宝”といわれる少林武芸。その少林寺で、祖父の足跡をつかむため、小沙弥(小坊主)とよばれる修行僧になった拳児。だが、厳しい修行にあけくれる拳児の前に新たな敵が…拳児、少林寺の秘伝・心意把と相対する!!【全184ページ】
拳児 18
初祖庵の住人・悟雷のもとで、少林七十二芸の本格的な修行を始めた拳児。だが、またしても強盗団“夜叉王”の執拗な魔の手が…行方不明の祖父と、夜叉王の頭目・悟空との間になにがあったのか?拳児、老君山をめざす!!【全190ページ】
拳児 19
無法集団“夜叉王”の頭目・悟空の秘密とはなにか。さらに生死不明の祖父・侠太郎は!?すべての答えが、老君山の山頂にあるという。そして今、その頂を前に、悟空の一番弟子・夜叉一と、拳児が闘う。拳児、己を捨て心意把に挑む!!【全188ページ】
拳児 20
台湾から香港。そして中国大陸の北から南へと続いた一人旅。祖父との再会を果たし、その旅も終わりをむかえようとしていた。だが、最後の難関があった。拳児、宿敵・トニー譚との戦いを経て、八極拳の極意と、新たな目標を得る!!【全190ページ】
拳児 21
拳児が、心の底からあこがれた拳法“八極拳”。その確立の過程のなかで、強さが伝説にまでなった男がいた。李氏八極拳の創始者であり、神槍と称された彼の名は───李書文。八極拳の根元と、戦う男の誇り高き生きざまが、今ここに!!【全192ページ】
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