シチリア大富豪の忘れ形見

著者シャンテル・ショー
翻訳山本翔子

ジャンル：ハーレクイン小説
長さ：161ページ
3.3 （3人） 3

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作品詳細

シングルマザーのクリスティンは、これ以上ないほど困窮していた。働きづめのせいで、3歳の息子ニコから笑顔も消えてしまった。もうどうしようもない。プライドを捨て、ニコの父親に助けを求めよう。かつて愛したシチリアの大富豪セルジオは子どもを望まなかったが、今こそ息子がいることを伝えるのだ。けれどそう決意した矢先、クリスティンは新聞でセルジオが婚約することを知る。いてもたってもいられず、婚約発表のパーティに駆けつけた彼女は、セルジオがマイクの前で口を開きかけたそのとき、思わず叫んでしまった。「だめよ！　そんな結婚は許されないわ！」激しく後悔してももう遅い。セルジオの冷ややかな目が彼女を見据えた。

（※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています）

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3 2 きいち流されている！　とっても流されてるよヒロイン！　どんだけヒーローが好きなの。怒ったり悲しんだりしてるのに体はヒーローを求めてやるたびに後悔？　するならやるな！　といいたい。ヒーローもヒロインを好きなのは体だけだと思い込んで突っ走るし。よくまとまったなぁと・・・ヒーローは自分の過去から、ヒロインに隠されていた子供を知るなり、必死に母親をしているヒロインを子供を育てることはできないと判断して連れ去ろうとする。実際連れ去る。ヒロインのことをちゃんと見ていたら、そんなことはないとわかるし、シングルマザーの暮らしがどれほど大変なのか理解したら自分のしていることや言っていることが傲慢なものだとわかるはず。それを後で理解するものの、ちょっと考えが足りないヒーロー。というか、金持ち傲慢ヒーローにはよくある勝手な思考。ふと思うんだけど・・・その感情的なものの考え方で、よく仕事がうまくいくね？　金がない、着るものが貧相、子供を保育園に預ける。それを理由に母親ではないと言い切るヒーローに、どんな理想を掲げてんだおまえ！　実はマザコンだな？　と突っ込みたくなります。まぁヒーローが情けないのはおいておいて、ヒロインもちょっと流されすぎなので・・・結果として釣り合ってるのかなーと。自分の気持ちを隠して、相手に思いを言わせようとしていた、と後悔するヒロインですが、まぁ経済的に不利であそこまでボロクソに言われたら、自分の気持ちを素直に言えないのもわかるけど・・・それが自分が悪いと思うヒロイン。心が広いよ！　まぁそうでなきゃ、ハーレクインのヒロインなんてできませんが。 2014-06-20 57593 0 1 who-a-v2 k6ik-%A4%AD%A4%A4%A4%C1-v2